GPD Pocketのいまさらレビュー

いまでこそ当たり前になったUMPC(ウルトラ・モバイル・PC)ですが、発売4年経過したGPD Pocketを今更ながらレビューしていきたいと思います。

このレビューもGPD Pocketを使って書いているので、テキストエディタを動かすぐらいなら快適に使える証拠となる。

ぼくがUMPCを使うのは、14インチなどの大きめなノーパソを使いたくないからw

なぜいまさらGPD Pocketのレビューを書くのか?というと、GPD Pocket3の発売が発表されたからなんです。

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2021年11月のGPD Pocketレビュー

さんざん使い倒したGPD Pocketですが、レビューしいていないのを思い出してしまい、今更レビューということで書いていく。

といっても手に入れたのは2018年末あたりで、UMPCを買おうかと考えていたら、文鎮化したGPD Pocketを貰ったのがはじまりでした。

以前のオーナーが再インストールしようとし、そのまま文鎮化してしまったGPD Pocketですが、僕が復活させて使っているというのが現在です。

キー配列は特殊だがUMPCしては使いやすい

GPD Pocket以外にGPD P2 maxも所有している僕ですが、使いやすいと感じるのはGPD Pocketのほう。

サイズやスペックを考えると圧倒的にGPD P2 maxが優位に感じるでしょう。しかし、モバイル環境でテキストエディタしか使わないのなら、初代GPD Pocketでも性能的には十分。

なぜGPD Pocket推しなのか。

秘密はキー配列にあり、少し特殊ですがFnキー(ファンクションキー)に頼らなくても、最低限のキーが使えるのがいい。

というか、最高です。

困るのが『Capsキー』で、Aの横なのはいいが誤タッチが多すぎる気がする。誤入力が多すぎるから、いっそのこと無いほうが使いやすくなると思う。

ThinkPadよろしくなポインターはあまり使わない

マウス代わりのポインターですが、僕の使用環境ではほぼ使いません。

GPD Pocketシリーズの画面はタッチスクリーンなので、スクロールなどはキーボードを使いながらでもタッチで使える。

UMPCは小さいからこそ画面タッチが生きる感じだが、9インチ画面のGPD P2 maxでは使わないんですよねぇ。

7インチのUMPCだからこそ画面タッチを多用する感じでしょうか。

ポインターを使う場面は限定的なので、慣れてしまえば操作のほとんどを画面タッチのみで完結できます。

7インチ画面のUMPCは最高のモバイル

僕が持っているのは7インチモデルと9インチモデルですが、モバイルという観点からみると7インチPCが使いやすい。

カフェで好奇な目で見られますがw

GPD Pocketの画面はアスペクト比16:10で、解像度は1920 x 1200 (WUXGA)となっている。

小さいのに解像度が細かいが、ディスプレイの設定で拡大してやれば問題ない。

僕の設定は150%で、老眼だがなんとか見えますw

推奨設定は200%ですが、そこまで拡大してしまうと狭くて地味に使いづらいんですよね…

端子類は右側に集中している

GPD Pocketの端子は右側に集中していて、種類は次のようになっている。

  • USB Type A(3.0)
  • USB Type C(3.0)
  • マイクロHDMI
  • 3.5mmピンジャックのヘッドセット端子

Type C端子が充電端子にもなっているので、PD対応(パワーデリバリー)のモバイルバッテリ運用も可能。

これが地味に便利だったりする。

ヘッドホン端子に見えるものもヘッドセット端子なので、マイク付きのヘッドホンがそのまま使える。

SDカードスロットが無いが、OneDriveやDropboxを使えば問題ないので、僕的には必要性を感じない。

外部機器はBluetoothでもつながるから、これ以上の端子は必要ないと思う。

GPD Pocket最大の欠点はeMMCなところ

GPD pocketのeMMCベンチマークテスト結果

GPD PocketのストレージはeMMCが採用されています。HDDと比較してもベンチマーク速度的には遅くはないのですが、仕組みのためあまり早いとも言えない。

ストレージを遅い方から順に並べると。。。

  • HDD
  • eMMC
  • SATA SSD
  • NVME SSD

最近の主流は爆速のNVME SSDで、最速クラスのものは7000MB/sもの速度で動いている。

対する最新のeMMC Gen 5.0では、400MB/sと数値的にはかなり見劣りするものになっている。

しかし、GPD PocketのeMMCは世代が古いために、実測で150MB/s程度となっている。速度的にはHDDドライブの倍くらいしかないのがツライところでしょう。

ストレージ速度に不満をもっても、GPD PocketのeMMCは交換(換装)することはできない。

GPD Pocket 2に関しても初期ロットはeMMCなため、もしGPD Pocket 2を狙っているならSSDモデルにしたいところ。

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