Mavic 2 Pro対Mavic Air!スペックなどで比較したまとめ!おすすめはどっち?

Mavic 2 ProもMavic Airを所有しているうちに比較をしてみたいと思います。

もちろんお金さえあればMavic 2 Proの方が良いのは明らかですが、Mavic Airも捨てたもんじゃありません。

「こんな所を比較して欲しい」などありましたら、コメントを頂けたら追記します。(近い内にMavic Airは手放す予定です)

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Mavic 2 ProとMavic Airのスペックを比較

ついに発表されたMavic 2 ProはMavic Airの兄貴分で、価格は倍近く違います。どっちを買ったらいいか正直迷っちゃいますよね。

記事の掲載次点では、DJI公式サイトの比較表でもMavic 2 Proが出てきていないDJI公式サイトの比較表でもMavic 2 Proが出てきていないので、非公式にスペック表に出てこないところも含めて比較していきます。

まだMavic 2の機能など詳しく知りたい場合はこちらを見てください

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Mavic 2 ProとMavic Airの気になるスペック比較表

Mavic 2 Pro Mavic Air
主な特徴
  • Hasselblad カメラ
  • 4K30fps
  • Dlog-M
  • 最大伝送距離5kmの1080p動画伝送
  • 最大飛行時間31分
  • 全方向障害物検知
  • ハイパーラプス
  • 1/2.3インチCMOSセンサー
  • 4K@30fps
  • CineLike-D
  • 3方向障害物認識
  • 飛行時間21分
価格 189,000円 104,000円
重量 907g 403g
サイズ たたんだ状態:
214×91×84 mm (L×W×H)
たたんでいない状態:
322×242×84 mm (L×W×H)
たたんだ状態:
168×83×49 mm (L×W×H)
たたんでいない状態:
168×184×64 mm (L×W×H)
対角寸法 354mm 213mm
最大伝送距離 5,000m 2,000m
センサーサイズ 1インチ 1/2.3インチ
iso感度 動画:
100~6400
写真:
100~3200 (オート)
100~12800 (マニュアル)
動画:
100~3200 (オート)
100~3200 (マニュアル)
写真:
100~1600 (オート)
100~3200 (マニュアル)
レンズ性能 FOV:約77°
35 mm判換算:28 mm
絞り:F2.8 – F11
撮影範囲:1 m~ ∞
FOV:84°
24 mm (35 mm判換算)
絞り:f/2.8
撮影範囲: (0,5m~∞)
シャッター速度 電子シャッター:8~1/8000秒 電子シャッター: 8~1/8000 s
静止画モード シングルショット
バーストショット:3/5枚
オート露出ブラケット (AEB):3/5枚 (0.7EVステップ)
インターバル:(JPEG : 2/3/5/7/10/15/20/30/60秒 RAW : 5/7/10/15/20/30/60秒)
シングルショット
バーストショット:3/5/7枚
オート露出ブラケット (AEB):3/5枚 (0.7EVステップ)
インターバル:2/3/5/7/10/15/20/30/60 秒
写真フォーマット JPEG / DNG (RAW) JPEG/DNG (RAW)
動画解像度 4K: 3840×2160 24/25/30p
2.7K: 2688×1512 24/25/30/48/50/60p
FHD: 1920×1080 24/25/30/48/50/60/120p
4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30p
2.7K:2720×1530 24/25/30/48/50/60p
FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120p
HD:1280×720 24/25/30/48/50/60/120p
最大ビットレート 100 Mbps 100 Mbps
カラーモード Dlog-M (10bit)、HDR動画対応 (HLG 10bit) CineLike-D

伝送距離にかんしては日本で使用できる2.4Ghz帯での掲載になっています。

特に気になったスペックで有利だと思うものを青のアンダーラインでチェックしています。

Mavic Airの特徴

  • 圧倒的にコンパクト
  • 4K100Mbpsの動画性能
  • スマホだけでも操作可能
  • 小さいのに性能はMavic Pro並

Mavic Airの最大の特徴は、なんといっても高性能とコンパクトさを併せ持ったところでしょう。

画質は値段なり

センサーサイズは初代Mavic Proと同じ1/2.3インチCMOSセンサーで、静止画1200万画素、動画はなんと4Kでの撮影にも対応しています。Youtubeなどで比較動画を見る限りでは、初代Mavic Proよりも画質は劣っているように感じました。

僕はMavic Airも所有しているのですが、Mavic 2 Proと比較した際に動画のザラザラ感というか、iso100で撮影していてもブロックノイズが多い感じがします。価格も約半分と考えると健闘しているとは思いますが、画質を求めるのなら1インチセンサーを搭載したMavic 2 Proにはかなわないでしょう。

しかし、比較してはじめてわかる程度の画質の差なので、ドローンのサイズだけは大きくしたくないなら、DJI Mavic AirかParrot Anafi以外には選択肢はありません。

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小さいがゆえのハンドリングの悪さ

コンパクトさと引き換えに、コントロール性が犠牲となりピーキーな反応をみせます。実際に飛ばしてみると撮影している映像がカクっとなるんですよね。

ジンバルの可動範囲が狭いのと、やはりプロペラ間の対角寸法の違いから少しのスティック操作でも敏感に反応してしまうんです。

操作性に関してはスポーティーで良いという意見もあるようですが、本格的な空撮をしたい場合には少しやっかいかもしれませんね。しかし、セッティング次第で空撮に困らないレベルまでは調整できるので、もしよかったら僕の設定を真似してみてください。

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動画を撮影するコツは、みせたいカットを動かしながら最低でも5秒はキープできれば、撮れ高はかなり改善されますよ!

ハンドリングが悪いとはいえ、ポケットに入るサイズのドローンが100m上空まで飛び上がるのは圧巻です。

Mavic 2 Proの特徴

  • より信頼感の高いOcuSync 2.0の動画伝送
  • Mavic初の1インチセンサー搭載カメラ
  • Mavic 2 ProだけのHasselblad L1D-20cカメラ
  • Inspire 2に迫る最大iso12800の高感度耐性
  • 全方位の障害物検知
  • 10bit Dlog-Mで今までにないカラーグレーディング耐性

iso感度だけではなく、カメラ性能そのものがInspire 2に搭載可能な、Zenmuse X4Sとほぼ同等の性能をもっています。しかも、Mavic 2 Proに搭載されているジンバルカメラは、中判カメラを製造しているHasselbladが開発したんです。

いずれ作例などを目にすることになるので、画質が気になるならvimeoなどで確認するのも良いかもしれませんね。

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より信頼感の高いOcuSync 2.0の動画伝送

OcuSyncを進化させ信頼性をました新開発のOcuSync 2.0が搭載されています。

OcuSyncのときもそうでしたが、またもや初採用がMavicという。DJIの新技術はMavicからはじまっているのかもしれません。

OcuSync 2.0では4kmだった伝送距離が5kmへ、カメラで撮影した映像も手元のスマートホンに低遅延で表示されます。動画伝送中でも送信機からの制御信号も受信できるので、より遠くまで安心して飛行できるようになりました。

日本国内では2.4Ghz帯の電波しか使えませんが、送信距離5kmはまちがいなくトップレベルの性能でしょう。

Mavic初の1インチセンサー搭載カメラで10bti log gamma記録が可能

カメラのセンサーは2000万画素の1いtんちセンサーを採用。

Phantom 4 Proと同じセンサーとなったことで、空撮のプロが使えるサブ機へと進化しました。

Mavic 2のすぐれているところは10bit log gammaで記録が可能になり、HDR動画の撮影ができるようになりました。今後家庭のテレビも4kHDRが普及していくので、映像業界のスタンダートとなっていくでしょう。

10bit Dlog-Mで今までにないカラーグレーディング耐性を手に入れました。

Mavic 2 ProだけのHasselblad L1D-20cカメラ

ただ高画質になったのではなく、DJIドローン初のHasselbladカメラ搭載です。色味のチューニングもHasselbladが行っているため、HNCS(ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション)により忠実な色再現が実現しています。

Inspire 2に迫る最大iso12800の高感度耐性

高感度耐性はInspire 2に搭載されるZenmuse X4S同等の性能で、負けているのは4k60pの記録ができなところくらいです。

  • 100 ~ 6400 (動画)
  • 100 ~ 12800 (静止画)

iso感度は上記の通りで、動画撮影でも最高iso6400を記録し夜景の空撮にも問題ありません。MavicでもPhantom、Zenmuse X4S同等の高画質撮影をこなせるようになったんです。

全方位の障害物検知

Mavic 2の安全性能はDJI初どころかドローン初の、全方向障害物センサーをもっています。

左右のセンサーはPhantomの赤外線センサーからビジョンセンサーへと進化し、上方センサーを赤外線としました。下方にもLEDライトを搭載し、夜間の暗い状態でも地面を照らしビジョンセンサーをサポートします。

DJI史上もっとも安全性の高いドローンとなっています。

Mavic AirとMavic 2 Proの画質を比較

センサーのサイズが違うので圧倒的かと思いますが、実際にテストした写真をのせておきます。

手始めに写真で比較

比較に使用するのはこちらの写真です。

左がMavic 2 Proで右がMavic Airで撮影したものです。Mavic Airの方が画素数も少ないので、かなり有利になるように撮影しています。

この写真の中心部付近を100%表示したものがこちら

パット見は大差ありませんが、よく見るとMavic Airの方が良く言えば粒状感があるように見えますね。粒状感の正体はおそらく照度ノイズです。

Mavic Airで空撮していて思うのが、大気中に水分が多かったり遠景が白っぽくなっている時には、風景の色が抜けるような状態になってしまうんです。Mavic Airの小さい機体のコントロールにもCPUを使う中で、映像へさく能力が足らないために画質の低下が起こっているように感じます。

いつもだったら空撮した動画にノイズがのってひどいだろうな、といった場面でもMavic 2 Proで撮影した映像を見るとキレイでびっくりするんです。

価格が倍もするんだからMavic 2が良いのは当たり前で、むしろMavic Airがよく健闘しているといったところです。

動画画質も比較

まずはMavic Airの動画ですが、日中でも薄暗いと動画にもノイズがのり撮影した映像をグレーディングすると、補正範囲もひじょうに狭い感じをうけます。

一眼カメラで撮った写真のrawファイルとjpgファイルを比較するようなイメージが近いと思います。もちろんrawがMavic 2 Proです。

Mavic Air薄曇りでの撮影

Mavic Airで比較的条件が良い時の撮影

いかがでしょうか。同じ機種でも光の条件次第でここまで映像に違いがでるんです。たまの休日に撮影するんだと、好条件でしか撮影できないのはとてもストレスが溜まるんですよね。

Mavic 2 Proで日没直前の条件が悪い撮影テスト

こちらがMavic 2 Proでデフォルト設定のままDlog-Mで撮影した映像をグレーディングのテストを兼ねてYoutubeへアップした動画です。

見て分かる通り日没直前なのでMavic Airではノイズの影響で撮影すること自体断念する条件です。それでもノイズも少なくグレーディング耐性も信じられないほど高いです。

ドローンに20万円以上も出すのは勇気がいりますが、この動画を見た瞬間値段のことは忘れてしまいました。

国土交通省の飛行許可が出たらMavic Airはドナドナする予定になっています。

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