DJIドローンのバッテリーもリポバッテリーだって知ってましたか?
よく聞くのが、
「充電してみたらバッテリーがダメになってた…」
なんてことがあったりします。
ドローンのバッテリーを長持ちさせるためには、やってはダメなことがいくつかあります。
では、ドローンのバッテリーについて学んでいきましょう。
バッテリーを長持ちさせるために気をつけたいこと
ここからは、バッテリーを長持ちさせるために、やったらいけないことを書いていきます。一般的なリポバッテリーも同じ理屈で長持ちさせられるので、DJIのドローン以外を使っているかたも読んでくださいね。
ドローンを購入したらすぐに飛ばす
DJI製ドローンに使われているフライトバッテリーは、スリープモードで出荷されています。インテリジェントフライトバッテリーのスリープモードを解除するには、バッテリー充電器に挿すだけ。
ドローンを買って嬉しいのはわかりますが、バッテリーをダメにしないためにも、まずは充電してから飛ばしましょう。
満充電で放置してはいけない
充電バッテリーを長持ちさせるには、気温20°前後の時に容量の半分程度充電された状態が最適なんです。
書けば長くなるので割愛しますが、リポバッテリー自体の温度変化によって、バッテリー容量が変化するからなんですね。
万充電のまま放置してしまうと、冷えた時に最大容量が下がるため、バッテリーに負担がかかり劣化が早まる。
また、DJIのインテリジェントフライトバッテリーには、バッテリー自体に自己放電機能がついているますが、自己放電が始まるまで約10日間。この10日間がくせもので、10日間のあいだに室温の変化についてこれず劣化してしまうんですよ。
バッグに入れて管理している場合には、バッテリーの残量が約50%になるようにしてしまっておきましょう。
特に注意したいのが夏場!
比較的涼しい夜間に充電し、満充電状態で日中気温が上がると、バッテリー電圧が上がってしまい過充電状態になってしまいます。
とにかく温度管理が難しいのがリポバッテリーなんです。
空もダメだし満タンもダメなんですよ!
寒い時にいきなり飛ばすな!
特に冬には注意しておきたいポイント
ドローンに使われているリポバッテリーは、最適な動作温度が5°~が一般的。真冬に飛ばそうと思ってもいきなり飛ばさないでください。
バッテリーが冷えている状態で飛ばす場合には、プロペラを空回しした状態で2~3分ていどの暖機運転を行ってください。
暖気することでバッテリーが発熱し、ちょうどいい温度になります。
寒さよりも暑さのほうが気をつけたいところではあります。
飛行後の温度が上がった状態のままの充電は避けたいところ。
充電回数ではバッテリーの劣化を判断できない
バッテリーの劣化を充電した回数で判断していないですか?
もしバッテリーの切れが早いなら、充電回数よりも管理の方法が悪いと言えます。
バッテリーは適切に管理していれば、充電回数は500回以上使えると言われています。
充電回数を気にするよりも、満充電での放置や事項の完全放電のほうがよっぽどバッテリーには優しくないです。意外にもリポバッテリーというのは充電回数に寛容で、温度変化による電圧変化のほうが劣化に関係します。
バッテリーを完全放電させない
満充電も悪いですが、同じように完全に放電させるものバッテリーの劣化を早めます。
やってはいけないトップが、ドローンを飛ばし帰宅した後にそのまま放置してしまうこと。
飛行後にバッテリーが少ない状態で放置してしまうと、バッテリーが完全に放電した状態、つまり空になってしまいますよね。
完全に放電させると、最悪のケースではバッテリーが冬眠状態になり、そのままご臨終なんてことにもなりかねません。
DJIのフライトバッテリーは充電ハブで管理しよう
DJIのフライトバッテリーには専用の充電ハブがありますよね。
実は、あの充電ハブには自動で保管モード(ストレージモード)で管理する機能がある。ストレージモードとは、つながれたバッテリーを60%程度まで放電させ、温度変化による電圧変化に対応できるように管理する機能なんです。
特にDJIのフライトバッテリーには、さまざまな機能が備わっているため、純正のバッテリーハブで管理するようにしましょう。
普通のドローンもバッテリーの管理は同じ
DJI以外のドローンバッテリー管理も同じで、リポモードがあるストレージモードがある充電器を使いたいものです。
一般的なリポバッテリーの充電器には、ストレージもーおが無い充電器も多く、充電器を購入する時にはストレージ機能がある充電器を購入してくださいね。
おすすめのストレージ機能付き充電器は、こちら。