DJIのドローンで撮影モードをD-Logに設定していると、iPhoneのライブビューに表示されている映像がくすんだ表示になっていますよね。プレビューされた映像に3DLUTをあてた状態で表示できるようになりました!
D-Log撮影中でもカラー表示ができるようになったので、やり方を解説していきます。
このページを作成している時点では、Mavic 2 Proしか対応していないかもしれませんが、D-Logで撮影できるDJIドローンは今後実装される機能だと思います。
やりかたといってもタップ一回でできてしまいますw
D-Log撮影中のプレビューにLUTをあてる方法
こちらはMavic 2 Proでムービー撮影のカラーモードを、D-Logに設定している状態の表示画面です。おなじみの色がくすんだプレビュー画面(FPV映像)ですね。
この状態で1回タップするだけで、D-Logの見えづらい映像にD-Log M To Rec709(DJI純正LUT)をあてた見え方にできるんです。
画面右上付近にあるモノクロの四角い部分をタップします。
するとどうでしょう。プレビュー画面に色が入ってとても見やすくなるではないですか!
この状態がD-Logの見えづらい映像にD-Log M To Rec709が適用されたプレビュー画面です。
さきほどタップした四角いモノクロのアイコンがカラー表示になっていますよね。
実際に撮影した映像のキャプチャで違いをみる
明るさ(露出)の調整などなにもしていないキャプチャですが、左がLUTをあてた状態、右がD-Logで撮影されたままの状態のキャプチャです。
D-Logの映像だとのっぺりしているので、地形などが見えづらいんです。LUTをあてた状態をシミュレートした映像なら空撮時の地形確認などもしやすくなります。
今後発売されるであろうPhantom 5などもこの機能が実装されと思います。DJI GO 4アプリを使うドローンが一段と使いやすくなりました。