ドローン保険の選び方

ドローンも車と同じで事故を起こすことがあります。

よくある事故事例としては、急にコントロールを失っての墜落や、最悪のケースとしては山へ墜落して搭載しているリチウム電池が発火しての山火事です。もしそうなったらとてもじゃないけど支払えるような金額ではありませんし、ドローンの練習場なども保険は必須となっています。

今回はドローンの保険について紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

ドローン保険の種類

ドローンも車と同じように、賠償責任保険(対物・対人保険)とドローン本体の機体保険(車両保険)があり、保険を取り扱う団体や企業もあるので、ご自分にあったところへ加入しましょう。

ドローン保険の補償範囲

ドローン保険には大きく分けて2種類の補償があります。

  • 損害賠償保険(所有ドローンで起こした損害を補償する保険
  • 動産総合保険(ドローン本体の修理や捜索にかかる損害を補償する

自動車と同じように考えるとわかりやすいかもしれません。損保が任意保険で、動産保険が車両保険にあたります。

ドローン保険を扱う団体・企業

ドローン保険を取り扱う団体は今後増えてくると思いますが、現在は3パターンの保険があります。ドローン保険には補償適用範囲(事業用・ホビー用など)があるので、加入する際には気をつけてください。

  • 協会団体の団体保険
  • DJIなどのドローン購入で付いてくる無料の保険
  • 民間保険会社

ドローン保険は1台ごとに保険に入る必要があり、複数台所有する場合には台数分の保険が必要になります。

協会団体の団体保険

日本ラジコン電波協会や、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)のようなドローン技能認定団体が提供している会員向けの保険が有ります。

協会団体で一括して入るため、民間の保険会社へ個人で加入するよりも価格は控えめになっていることが多いです。

ドローン購入で付いてくる無料の保険

DJIが有名ですが、ドローン購入時に無料で入れる保険が付いているメーカーもあります。注意したいのが、国内正規品のみについているので、個人輸入などで購入する場合確かに価格は安いかもしれませんが、購入後保険に入る必要があるので、結局は価格は変わりません。特にDJIのドローンはどこで購入しても値段が変わらないので、近隣に正規代理店が無いのなら公式ストアでの購入がオススメです。

しかし、SJIの無償付帯保険は損害保険であり、機体の補償には別途動産保険に加入する必要があります。

民間保険会社

民間企業が提供している保険で、ドローンに特化した賠償・動産保険となっています。団体保険と違い、個人または企業で加入するので、団体保険に比べ高く感じるかもしれませんが、協会会員などに入会する必要が無いのが特徴です。

民間保険会社が提供するドローンプランは、損害賠償保険と動産保険がセットになっているものもあり、保険会社をまとめることもできます。

 

ドローン保険を扱う団体・企業

日本ラジコン電波協会

日本ラジコン電波協会の保険は、昔からあるラジコン操縦士と呼ばれている方たちの保険で、趣味でドローンを飛行させたり、空撮を楽しんでいる方のための保険で、業務使用や産業用ドローンでは加入できないのが特徴です。

利用するにはラジコン操縦士の登録をし、年間4,500円で加入できますが、機体の補償はされませんので、機体の補償がほしいのなら別途機体保険に加入する必要があります。

一般財団法人 日本ラジコン電波安全協会

ラジコン保険(あいおいニッセイ同和損害保険)

エアロエントリー株式会社

DJIの保険は、DJIと三井住友海上火災保険が提携しエアロエントリー株式会社(東京都中央区日本橋2-28-4 5F)が代理店となり保険業務を行っています。ドローン保険は3種類あり、DJI製ドローン購入時に入れる無料の保険・DJI製品なら入れるDJI損害保険/DJI機体保険があります。

保険加入は1台につき1件必要なため、複数台所有している場合は機体の数分保険に加入します。

DJI無償付帯賠償責任保険

DJIドローンの国内正規品を購入すると1年間無料で賠償保険に入れます。その後は趣味での飛行であればラジコン協会の保険でも良いですし、JUIDAなどの協会団体保険に入るのもいいかもしれません。

しかし、無償付帯分の保険には機体保険はありませんから、高価なドローンの補償がほしければ別途DJI機体保険にも入ったほうが良いと思います。

注意しておきたいのが、補償の対象者です。表現活動や事業でドローンを飛行させる方は標準プラン、趣味での飛行(撮影した映像や写真をインターネット上などに公開しない・撮影をせずに飛行のみを楽しむ)であれば限定利用プランを選択しないと、補償されない場合があります。

 

標準プラン
  • 法人、個人事業主で利用される方
  • ご家族以外の第三者の為に操縦される方(報酬の有無は問いません)
  • 撮影した映像・写真をご家族以外に公開される方(インターネットやその他の方法で、映像・写真を公開される方で、プロ、アマチュアは問いません)
限定プラン
  • 標準プランに該当しない方(法人、個人事業主の方は登録できません
  • 撮影した映像・写真を、ご本人・ご家族でのみで楽しまれる方
  • 撮影機器を利用せず、操縦を楽しまれる方

上記のような方が保険適用対象になっています。

DJI賠償責任保険

任意で入る損害賠償保険です。

操作ミスによる物理的な損害(第三者への対人/対物)や、うっかり他人の部屋を撮影してしまった(プライバシー侵害)場合などによって被った損害賠償責任を補償されます。またオプションで他人に貸し出した際の補償、海外に一時持出した際の補償を選択できます。

DJI機体保険

ドローン本体の修理費や機体自体の損傷、捜索・回収費用まで補償される自動車の車両保険のようなイメージです。

突風による墜落などの機体自体の損傷や、機体の捜索・回収費用を補償されます。またオプションで 代替機のレンタル費用や他人に貸し出した際の補償、海外に一時持出した際の補償を選択できます。

民間保険会社

基本的には、上記した各保険は民間保険会社の動産保険や、損害保険を組み合わせたプランに、団体(ラジコン協会会員やDJI主体)で入ることで割引が適用されています。協会脱退やDJIドローン以外の場合には個人で民間保険会社と契約する必要があります。

  • ドローン専用保険(損害保険ジャパン日本興亜株式会社)
  • ドローン総合補償プラン(三井住友海上保険・代理店アライアンス株式会社)
  • ドローン保険(東京海上日動・代理店グッド保険サービス)

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