第11世代Core i9 11900を使って新しいベンチマーク用PCを導入しました

FireCuda 530を提供いただいてのレビューをするのに、当サイトで使用していたメインPCでは役不足のため、ベンチマーク用に第11世代Intel Core i9 11900を準備することになりました。

ベンチマークPCということで、オープンフレームのまな板と必要最低限の構成で自作PCを組むことに…

PCの構成というのは、使っているうちに忘れてしまうので、構成や組む時に気をつけた部分など忘備録として記録していこうと思う。

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ベンチマーク機マーク1の構成

仮に名前がほしいので『ベンチマーク機マーク1』という安直な名前をつけてみましたw

メインPCからRAMメモリのみ流用し、ストレージは提供品のFireCuda 530を利用するとして、他に必要なパーツをピックアプしていく。メインとなるCPUの条件は、『PCIe 4.0(Gen4)』が使えることなので、Ryzen 3000シリーズ以降か第11世代Core iシリーズから選ぶことになる。

Intel派の僕としては第11世代Core iシリーズでいこうと思う。

  • 第11世代Core iシリーズCPU
  • Intel500チップセット搭載マザーボード
  • TDP200WクラスのCPUクーラー
  • 850Wクラスのフルモジュラー電源
  • まな板(オープンフレームケース)
  • 電源スイッチ(まな板なので電源スイッチが無いため)

上記に加えメインPCから『RAMメモリ』を拝借し、そこらに転がっていたWindows 10をインストールしていく。

上記をもとにして製品を選んでいくのですが、それぞれ僕がなんで選んだのかを書いていきますね。

CPUは第11世代Core i9 11900

PCIe 4.0を使いたいので、AMDならRyzen 3000シリーズ以降で、Intelなら第11世代Core iシリーズ以降を選ばなければなりません。

僕は完全なるIntel派閥に所属しているので、今回もIntelでいくために、第11世代から選ぶことに。

Core iシリーズにはCore i3からCore i9までがラインナップされていて、先に『K』付きのオーバークロックできるCPUが発売されていました。しかし、11900KはTDPが125Wと爆熱仕様なので、当サイトではスルーしていた次第です。

その後、低TDPバージョンのCore i9 11900が登場し、こちらは65Wと発熱も少ないし、マザーボードから電力制限解除することで11900Kと同等のベンチマークの数値となる。

腐ってもCore i9なので、性能は折り紙付きです。

爆熱の11900Kを使うよりも、高消費電力で低発熱な11900を選んだということです。

AMDにしなかったのは、いまだに信用できないんですよね。

IntelのCPUは昔から安定しているので、稼働した後もWindowsの更新時以外は再起動もシャットダウンもいらないくらいです。安定した動作とソフトとの相性を考えた場合には、まだIntelのCPUに軍配があがると思っています。

MBはASUS ROG STRIX Z590-A GAMING WIFI

なぜROG STRIX Z590-A GAMING WIFIにしたかというと、単純に予算の関係と、OCしないもののハイエンドチップセットの安心感からです。

Intel 500シリーズチップセットについては、下記の投稿を読んでみてください。

インテルの500シリーズチップセットを搭載したマザーボードの選び方
Intel500シリーズチップセットは、第11世代Core iシリーズ(Rocket Lake-S)と第10世代Core iシリーズ(Comet Lake-S)に対応したチップセットとなっている。 チップセットの400シリーズと500...

ROG STRIX Z590にもグレードが有り、Z590-Aは廉価版となっている。

僕は昔からASUSを使っているので、クリエイター向けのProArtを使いたかったのですが、あいにくProArtのZ590は販売していないんですよね…

数千円足してROG STRIX Z590-Fにランクアップすれば、NVMe M.2 SSDのPCIe 4.0スロットが2スロットなので、これから購入するならZ590-F以上がいいかも。

CPUクーラーにはScythe(サイズ)忍者五 SCNJ-5000

CPUクーラーはメインPCで使っているものを流用してもよかったのですが、第11世代CPUは公式発表されているTDPに対応しただけだとダメなんですよね。

Intelの最新CPUではPL2(Power Limit 2)という、短時間電力上限を設けることで、TB2(Turbo Boost Technology 2.0)を成立させている。Core i9 11900はTDP 65WのCPUだが、TB2が動き出すとPL2状態になり28秒間だけ224WのTDPで動くことになる。

こうなってくると第8世代の頃のCPUクーラーでは冷却が間に合わないので、安くてよく冷えると噂のScythe(サイズ)忍者五(SCNJ-5000)を買ったというわけ。

長い目で見てNoctua NH-D15も考えたのですが、倍以上の価格にビビりましたw

Noctua NH-D15は第12世代Core iシリーズのLGA 1700にも対応しているので、どうせ買うなら高評価なNH-D15のほうがいいかもしれません。

電源はCoolerMaster V850 GOLD V2 White Edition

僕はCoolerMasterのCOSMOS 1000という、フルタワーケースを使っていて、その品質の高さから電源も同メーカーを選びました。白いのを選んだのは単純にカッコいいからですw

電源容量が850Wもあるのは、グラフィックボードを搭載するからですね。

コンシューマー向けハイエンドCPUが約100Wと換算し、GPUに250W、その他の内蔵ストレージやRAMメモリでザックリと50Wという計算です。

電源容量の目安は、パソコン全体の電力量を2倍した近似値がいいので、850Wというわけです。

計算がザックリなのは愛嬌ということで、詳しくは『電源ユニットの基準や選び方』を読んでほしい。

パソコンで電源ユニットの基準や選び方は意外と難しい
パソコンの中でも理解に苦しむのが電源ユニットの存在ですよね。電気は目に見えないから、どうしても苦手分野になってしまう。そんな電源ユニットを選べるように、あるていどの指標的な基準を書いていきます。ざっくりと書いておくと、別体しきのグ...

白い電源は黒が多いPCパーツの中で映えるので、かなりいいですね。

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