カメラリグの購入前に知っておきたいリグを組むのに要な知識

 

一眼ムービーをはじめたいけど、何から買えば良いのかわからないですよね。

このページでは一眼動画を撮影するときに使うカメラリグやケージについて解説しています。

 

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カメラリグとは

 

カメラリグとは、カメラにモニターや外部マイク、ショルダーパッドなどの撮影補助機材をつえけるためのものだと考えておいてください。

撮影シーンごとに必要な機材も変わってきますが、基本構成は変わらずベースプレート(カメラマウント部)と15mmのロッドに様々なマウントを組み合わせて使います。

 

取り付けるマウントやクイックリリースには、さまざまな規格もあり、自分で調べていると日が暮れてしまいます。

 

読んでいただければリグについての知識がいろいろと身につくと思いますよ!

 

カメラリグを購入する前に必要な知識

ショルダーリグ

ショルダーリグとは名前の通り、カメラを肩にかつぐための機材で、15mmロッドとベースプレートと共に使います。

ショルダーリグの構成は

  • ショルダーパッド
  • バースプレート
  • 15mmロッド
  • グリップ

上記が基本構成で、少し購入なセットだと

  • レンズサポート
  • C型ケージ・汎用カメラケージ

などがセットになっています。

ビデオグラファーの方たちは、ショルダーリグを組んだまま三脚にも乗せるので、後述するベースプレートにマンフロット501PLを使うことが多いようです。

 

セットになったショルダーリグもあるので、はじめてのリグを組むのであれば、セットで格安のものが試すのにちょうどいいですよね。

 

ショルダーパッドにも種類があり、発泡スチロールで出来たチープなものや、アルミ、カーボンがツアクァれたものもあります。

安いショルダーリグには発泡のパッドが使われているので、そういった見た目などに我慢出来ないなら、ショルダーリグ自体をパーツの組み合わせで自作するしかありませんね。

カメラケージ

ベースプレート

 

カメラリグを組むのに必要な知識は

  • クイックリリースの種類
  • 取り付けマウントの規格
  • リグに付けるハンドルなどの種類

このくらいでしょうか?他にも知りたいことがあればコメントにお願いします。僕が変わりに調べます!

 

クイックリリースの種類

 

クイックリリースの代表的なものにカメラを三脚に取り付けるクランプやプレートがありますね。

カメラのクイックリリースの規格で有名なのがアルカスイス・マンフロット501PL(映像業界で一般的)・ARRI標準クイックなどがあります。

  • アルカスイス
  • マンフロット501PL

このふたつが使われることが多いですが、写真関連からビデオに入った方はアルカスイス互換品を使っていることが多いと思います。

 

リグの場合は、雲台などのクイックと違い、さまざまな機材などを素早く交換できるように使います。

  • グリップハンドル
  • 外部マイク
  • 外部モニタ(レコーダーやディレクターズモニタ)
  • 外部電源
  • ビデオライト

この中でもグリップハンドルやビデオライトは付け外しがしやすいように、クイックか専用マウントのものをおすすめします。

 

カメラリグのクイックリリース規格で代表的なのが

  • NATOレール(ナットレール)
  • コールドシュー
  • Vマウント(外部バッテリーで使われている)

コールドシューは、カメラのホットシューと同じ形状なので、写真関連の機材も取り付けやすいのが特徴です。

僕のおすすめはNATOレールで、SmallRigやTiltaなど有名メーカーも採用しています。

機材を取る付けるためのマウント方法

モニタやハンドルを付ける時の専用マウントについて解説していきます。

ネジのサイズや取付部の形状なども違うので、画像を参考に形状などを覚えておいてください。機材購入時の参考になるように掲載しておきます。

  • Arriロゼッタ
  • NATOレール
  • 15mmロッドクランプ
  • 1/4と3/8ネジ

Arriロゼッタ

Arriはシネマカメラのメーカーで、Arri独自の規格だったものが様々なメーカーから販売されています。

グリップやロッドをマウントするときにも使えます。

ショルダーリグのグリップに使われることが多い規格でもあります。

Arriピン付き標準マウント

もうひとつの規格で、ピンが付いているので、ネジ止めした時にズレたり回転しないという特徴があります。

僕はSmallrigの製品をよく使いますが、ケージやグリップにArriピン付きのマウントが付いていることが多い印象です。

ネジのサイズは3/8ネジで、一般的なカメラネジと互換性があります。製品によってはピンを外せるので、3/8のネジ穴にも対応しています。

おもにモニタやグリップハンドルの取り付けに使われることが多いようです。

NATOレール

カメラリグのクイックリリースに採用されることが多く、レール幅は約19mmでアリガタレールになっているのが特徴です。

NATOレールであればリグに取り付ける機材を素早く交換できるので、僕のお気に入り規格のひとつですね。

こちらもハンドルグリップやモニタの取り付けに使われることが多いと思います。

15mmロッドクランプ

さまざまな機材をリグに取り付けるさい、延長したりつないだりする時に使います。

直径15mmのロッドを締め込むかたちで使用し、EVFモニタや外付けモニタ、フォローフォーカスの取り付けも15mmロッドの規格が多いです。

以前は19mmロッドの製品もありましたが、現在はあまり使われていないようなんですよね。

1/4と3/8ネジ

昔からあるカメラネジの規格で、「細ネジ」「ふとネジ」の相性で知られていますね。

  • 細いほうが1/4ネジ
  • 太いほうが3/8ネジ

三脚と雲台の取付部にも使われている規格で、カメラ関連の機材にもっとも使われている企画となっています。

カメラケージにも1/4のネジ穴が多数あいているので、機材を購入するときに迷ったのなら1/4ネジのものを買っておけば、たいがい取り付け可能なのがありがたい規格でもあります。

 

 

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