insta360 ONE Rを買ったので少し使ってみてのレビューをしておきたい

カメラ

OSMO mobileやOSMO Pocket、Gopro、OSMO Actionと気になるカメラがたくさんありますが、ついに僕もアクションカメラ系に手を出してしまいました。注文したのが春節の少し前で、僕のもとに届いたのが2月10日なので、実質2週間くらいで届いたことになります。いろいろ気になっていた部分もあるけど、はじめてアクションカメラを購入するのにもおすすめできるカメラなので、レビューと評価をしていきたいと思います。

このページでは、insta360 ONE Rのファーストインプレッションとハンズオンレビューとしてお楽しみください。僕が気になっていた点や使いづらいと感じる部分も書いていくので、これから購入する方の参考になると思いますよ!

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insta360 ONE Rのファーストインプレッション

開封し試しに使ってみたので、ファーストインプレッションとハンズオンレビューとして。

セットはとてもコンパクトで、外装はGoproなどのように細長い箱に入っていました。僕が購入したのはツイン版で、4K撮影ができる基本カメラと、360度撮影できる360カメラユニットがセットになったもの。他にもは1インチユニットやドローン用カメラなんてものもある。180度vrユニットなどもあるので、今後も拡張性が期待できるところもおすすめポイントかもしれません。

使ってみて個人的に感じたのは、最初に購入するのは360カメラのみでもいいかな?というところ。

僕が購入したAliExpress内のinsta360公式ショップでの購入が一番コスパがいいかもしれません。

開封から使いはじめるまで

  • バッテリーベース
  • 本体
  • 4K0カメラユニット
  • 360カメラユニット
  • Goproマウントつきケース
  • Goprpマウント(1/4カメラネジ)
  • 充電用USBケーブル(USBアダプターはなし)

箱の中には上記が入っていて、必要なものは揃っているがUSBアダプターが入っていないから、別途準備するか既存のものを使う必要がある。三脚や自撮り棒に取り付けるには、セットに入っているケース(マウンティングブラケット)を使い、カメラマウント(Goproマウントに1/4ネジがついたもの)をかいして取り付けるようになっている。

充電ポートはUSB Type-Cになっていますが、セットのケーブルは片側がUSB Type-Aになっています。USB Type-Cで充電するけど、PD(Power Delivery)である必要はないので、家に転がっている昔のUSBアダプターで十分です。

僕はすぐに試したくなるたちなので、組み立てて電源を入れてみました。(ここで衝撃の事実が…)

insta360 ONE Rの電源を入れると「アプリを入れカメラをアクティベートしてください」の文字が…僕の記憶では公式サイトにiPhone8以降と記載されていたので、膝から崩れ落ちてしまいそう。ところがAppleのアプリストア(App Store)を見に行くとios10以降のiPhone5Sから互換性があるではないですか!

心のなかでガッツポーズしましたよ。もちろん。

iPadのほうもiPad Air以降で対応しているので、現役で使えているiPadならアプリの方は対応しているでしょうね。ということで古いiPhoneで無事アクティベートし、試し撮りをする準備もできましたw

カメラを組み立てたときに気になったのが、バッテリーベースとカメラ本体との隙間ですかね。本当に5m防水できるのか気になるところではあります。(自分で試したいとは思わないけど検証するかも?)

外観で気になったところ

メリットやデメリットを含め僕が気になっていたところをチェックしていきます。カメラユニットとバッテリーベースにはボタン類はなく、モニタユニットにUSB Cの充電ポートやボタン類、microSDカードの挿入口がある。マイク接続用の3.5mmジャックはついていないので、オプションにあるUSB C⇒3.5mmジャックの変換機を別途購入する必要がある。

初見で特に気になったのは、バッテリーベースとのつなぎ目で、モニタユニットとカメラユニットが若干浮いているように見えるんですよね。また、カメラユニットが交換式なのはいいんですが、屋外で外した時に収納場所に困るんですよね。バッグなどにカメラユニット収納スペースを確保しておく必要があるかもしれません。特に360カメラユニットはレンズがむき出しですから。

4Kカメラや1インチカメラモジュールでは、モニタモジュール(本体)を前後逆につけることで、自撮りにも対応している。操作は電源とシャッターボタン以外はタッチ操作で、画面端から上下左右にスワイプすることでメニューを呼び出せます。

安物の中華アクションカメラよりは感度がいいけど、思い通りに操作するには慣れが必要かもしれません。

僕が購入したのはツイン版なので、360カメラの出目金レンズ具合も確認してみました。実際に組んでみるとおもった以上の出目金ぶりで、持ち歩くときにはレンズカバーをつけるか、レンズガード的なものが欲しくなりますね。

本体の上部にあるのが電源ボタンと録画開始ボタンで、間に見える小さい穴がマイクとなっている。

セットのレンズカバーは隙間があくと思ったら、マウントカバーをつけることで隙間が無くなるように設計されていました。

外観

こちらが正面から見た状態で、本体の右下(レンズの横)にある溝がスピーカーになっています。下のバッテリーベースについているスライドをズラせば、各ユニットがバラバラになりレンズユニットを交換できるようになっている。

こちらは360カメラ仕様にしたinsta306 ONE Rです。360カメラを装着した場合は、4Kカメラのように自撮りポジションは無く、アプリで自撮り風にしたりできるようになっている。

4Kカメラの状態での上面から見た状態。4Kカメラユニットは逆付けできるように、バッテリーベースの爪がかかる穴が空いているのがわかりますね。この面では先程書いたとおり、電源とシャッター、マイクが本体上部にあるのがわかります。

アクションカメラモードでの背面画像です。Goproより画面が小さいのは気になりますが、センサーサイズのおかげでパンフォーカスなので、モニタが小さいからと言って困ることはないですね。撮影した映像や写真はスマホとBluetoothでつなげば、insta360アプリから見ることができるので、大きい画面で見たければスマホと一体化させた自撮り棒などを使えばいいと思います。

左右の面がこちら。本体の横には充電ポート(USB Type-C)とmicroSDカードスロットがあり、使用するSDカードはV30以上のスピードが出ているものが推奨されています。もしも遅いカードを使ったら、撮影が途中で途切れることがあるので、推奨されているカードを使いましょう。

使用するmicroSDカード

本体ナビでも表示されますが、V30というmicroSDカードの使用を促されます。V30というのはSDカードの書き込み速度を表しているので、遅いカードは使わないほうがいいですよ。もし持っていないなら一緒に購入するのが吉ですね。

insta360 ONE Rは最大で256GBのmicroSDカードに対応しているので、できるだけ大容量のモデルを選んでおきたい。理由は360カメラで撮影した映像は5.7K解像度という、とても容量が大きい映像だから。64GBなどだと撮影途中で容量が足らなくなったりするから注意して起きたい。

バッテリーの持ちは悪いですが、モバイルバッテリーから充電しながら使えるので、電池が無くなりそうな場面ではモバブを使えばOKです。充電しながら使うときは、防水機能は使えないから、雨などには注意したい。

モバイルバッテリーはPDである必要はなく、既存の5V出力で充電できるから、スマホで使っているものをそのまま使うことができる。おすすめは、撮影用グリップと一体化したモバイルバッテリーで、Goproマウント付きバッテリーグリップがおすすめ。

下記のページでも書いていますが、同じようなものが見つからないため、別な商品のリンクも貼っておきます。

一緒に購入したいものと早く販売してほしいもの

僕がいま一番欲しいと感じているのが、やはりNDフィルターですね。NDフィルターがないとどうしてもカクカクした映像になってしまうため、ツイン版ようにセットで発売してくれたら嬉しいかも。NDフィルターの必要性にかんしては、下記のページでおさらいしておきたい。

ドローンの空撮動画にPL/NDフィルターが必要なのか?使い方と必要な理由
「ドローンにはPLやNDフィルターがないと」みたいな風潮ありますよね。しかし、なぜフィルターが必要なのか?わかりやすく解説されているサイトをあまりみないので、この際だから書いてみようと思います。なぜCPLフィルターやNDフィルターが...

あとはセットに入っていないオプション扱いになっている、すでに販売しているレンズガード系と、防水ケースもほしいところ。あとは見えない自撮り棒と、バレットタイム用の三脚にもなるグリップを買いたい。

あまり良いことばかり書いてもしょうがないので、僕が感じたデメリット的な部分をまとめておきます。こういったことが許容できるなら、insta360 ONE Rは間違いなく買いなハイブリッドアクションカメラだとおもいます。めっちゃおすすめです。

  • つなぎ目に隙間が空いている
  • やはりバッテリーの持ちは悪い
  • 外したレンズユニットの収納に困る
  • 仕組み上しょうがないけど画面が小さい
  • Goproマウントはセットについている
  • スマホアプリでアクティベートする必要がある
  • 暗くなってくるとノイズもだけど光源がグラグラする
  • 360カメラは手ブレとは無縁の存在
  • モバイルバッテリーで充電しながら使える

口コミ的まとめ

insta360 ONE Rを実際に浸かってみて思うのは、アクションカメラというよりはVRカメラよりな存在感が光る。4Kカメラユニットがだめなわけじゃないけど、360度撮れる360ユニットが優秀すぎるのかもしれない。これだったら同じinsta360で販売しているinsta360 ONE Xでもいいのかもしれない。

ちなみに僕が購入したのは中国ECサイトのAliExpressで、国内で購入するよりも少し安く買うことができました。注文したのは1月16日で、ちょうど中国の春節を挟んでしまったため、発送は2月6日になってしまいました。それでも受け取ったのは2月10日なので、かなり早いほうだと思います。

気になる価格は、AliExpressに支払ったのが53,548円で、日本で配送されるときに消費税として4,100円を払いました。合計57,648円だったので、insta360公式サイトよりも2千円ほど安く購入することができました。僕が購入したAliExpress内のinsta360公式ショップでの購入が一番コスパがいいかもしれません。

 

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