無人航空機の追加基準適合入力をする

 

国土交通省のwebサイトではホームページ掲載のドローンとして、国交省の基準に適合したドローンに関しては許可・承認の申請書の記載事項で一部簡略化することができます。ホームページ掲載以外のドローンにかんしては申請書を作成するときに、追加基準に適合しているかを入力しなければなりません。

こんかいMavic Airで承認になった記載方法を解説していきたいと思います。

ドローンの申請書作成途中で追加基準適合入力をする

申請書作成(3/4)機体・操縦者選択の画面で機体選択をすると次のような画面へ移動します。

プルダウンメニューから登録した機体を選択し、ドローンがホームページ掲載(国交省のサイトへ掲載)の無人航空機以外の場合には、追加基準を入力する青いボタンがでているのが確認できます。ぼくが申請書を作成したときはまだ、Mavic Airはホームページ掲載のドローンになっていなかったので、あたまをひねりながら適合入力をしました。結果許可はおりたので入力方法や写真の選択もあっていたんだと思います。

紙の申請書類とオンライン上の申請書では記載内容がちがうので、オンラインで申請する場合には参考になると思います。

追加基準適合入力の入力例

2.物件に接触した際の危害を軽減する構造を有すること

  • プロペラガードを装備して飛行させる。
  • プロペラガード等を装備していないが、飛行の際は飛行経路全体を見渡せる位置に補助者を配置し、第三者が飛行範囲内に立ち入らないよう注意喚起を行う。
  • その他

この項目ではプロペラが第三者や工作物へ危害を加えないようにするための基準となっています。基本的にはプロペラガードを装着することで追加基準に適合させます。

Mavic 2の追加申請をしましたが、プロペラガードの販売がスタートしていないため、2番めの補助者を配置することで追加基準に適合しました。

 

この写真のようにプロペラガードを取り付けた状態のドローンを撮影して添付します。

3.無人航空機の姿勢及び方向が正確に視認できるよう灯火を有していること

  • 灯火を装備している。
  • 灯火を装備していないが、機体の飛行範囲が照明等で十分照らされている。
  • その他

この項目は夜間飛行に必要な項目で、”無人航空機の飛行範囲が照明等で十分照らされている場合は、この限りではない。”とあることから、照明などで照らされた場所だけで飛行するなら必要ありませんが、照明器具があるとは限らないので灯火を装備しているの方で追加基準に適合させます。

この写真のように装備された灯火器(LEDライト)が見えるようにして写真を撮り、撮影した写真を添付することで灯火器装備の証明をします。

4-1.自動操縦システムを装備し、機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できること

  • メーカー指定の自動操縦システム(右に表示しているもの)及び純正のカメラを装備している。 ( DJI GS Pro アプリ )
  • 機体に設置されたカメラ等により機体の外の様子を監視できる。自動操縦システムは装備していないが、補助者が常に飛行状況や周囲の状況を監視し、操縦者に必要な助言を行うことで安全を確保する。
  • 自動操縦システムを装備している。また、機体に設定されたカメラ等により機体の外の様子を監視できる。
  • その他

Mavic AirはGS Proアプリに対応していないため、”2番めのカメラ等により機体の外の様子を監視できる”というぶぶんで追加基準に適合させます。この項目は目視外飛行に適合したドローンかが問われているので、GS ProやLitchi (ライチ、自動航行アプリ)に対応していない場合に目視外での自動航行をする場合には、監視員をたてての飛行に制限されます。

Mavic 2も現段階(2018年9月13日現在)ではGS Proに対応していないため、Mavic Airの時と同じように申請しました。

この写真のように手元の画面で、ドローンのカメラ映像を映し出すことができることが確認できる写真を添付することで、追加基準に適合していることの証明をしています。

4-2.地上において、無人航空機の位置及び異常の有無を把握できること(不具合発生時に不時着した場合を含む)

  • プロポの画面において機体の位置及び異常の有無等を把握できる。
  • その他

この項目ではドローンの位置をプロポ上で確認できれば適合するので、プロポに接続したスマートフォンやタブレットの画面にドローンの位置が確認できる地図を表示させて写真を撮ります。

アプリを立ち上げた状態のままだとマップが小さくて確認しづらいので、マップをタップしてカメラ表示とマップ表示を入れ替えています。このようにして画面上でドローンの位置が地図上に表示できることを確認できる資料(写真)を添付することで基準に適合していることを確認します。

4-3.電波遮断等の不具合発生時に危機回避機能(自動帰還機能、電波が復帰するまで空中で位置を維持する機能等のフェールセーフ機能)が正常に作動すること

  • 電波遮断時にはフェールセーフ機能(自動帰還機能、電波が復帰するまで空中で位置を維持する機能等)が作動することを確認している
  • その他

この項目が一番迷いました(笑)

どうやってフェールセーフが搭載されていることを確認できる資料を添付するか悩みつつも、結局はフェールセーフ機能の画面を表示させることで解決しました。

この例のように電波圏外などのときにはフェールセーフでRTH(リターン・トゥ・ホーム)機能がはたらく状態であることを写真で証明しています。

まとめ

このページの内容で許可承認の申請書を作成して、実際に許可がおりています。追加基準適合入力が一番迷ったところなので、参考になると書いたかいがあるというものです。

まわりで追加基準適合入力で申請がすすまない方がいたら、このページを教えてあげてください。きっと参考になるかと思います。

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