スプリットキーボードを購入するため現存するものを忘備録として記録しておく

  1. パソコンを使うのになくてはならないキーボードですが、一日中打っていると悩まされるのが手の窮屈さからくる肩こりでしょうか。

エルゴノミクス(人間工学)的なキーボードも多数販売されていますが、その中でも僕が注目しているのは、左右独立した分割式キーボードでしょうか。使い始めて2年ほどになるので、気になっているスプリットキーボードをまとめておきたい。

自作キーボードも流行っていますが、まずは既製品として購入できるものから。

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既製品として購入できるスプリットキーボード

分割式のキーボードは製品として販売しているものは少なく、国産のものは存在すらしていません。(自作キーボードは除く)

一体型キーボードを使っていると猫背になりがちですが、スプリットキーボードだと肩が開きやすく、背筋を伸ばし正しい姿勢で打つのがとても楽になります。また、キーボードが左右で独立しているため、『B』や『Y』といった、左右どちらの指でも打ててしまうキーも正しい指で打てるようになる。

肩こりを解消したいかたや、タッチタイピングの練習にも最適なのが、左右で分割しているスプリットキーボードなんです。

僕もブラインドタッチの練習がてら購入し、手が自然な角度で打てるのが体の負担も少なく快適に感じます。エルゴノミック系キーボードなんであたりまえですがw

あまり一覧で紹介しているサイトが少ないと感じたので、僕が知っている限りの歯品をまずは紹介していきます。

ErgoDox EZ

ErgoDoxは最も有名な分割キーボードといってもいいくらい界隈では有名なものです。

初代はクラファンからスタートし、現在では製品として購入できるようになっている。購入しているかたが多いので、ネット上の情報も多く、扱いに困っても検索するだけで解決しちゃうのもメリットのひとつ。

ErgoDoxからErgoDox EZにバージョンアップし、キーボード本体には打面の角度を自在に変更できるチルトアームが付き、それにあわせリストレストもキーボード本体に固定できるものが登場した。

キースイッチの軸も青や茶、赤、黒とCherry MXでも評判の高いものが採用されている。

僕が購入するなら、VORTEX COREで使っているクリア軸を選ぶかもしれません。リニアで65gと重たいですが、重いからこそのミスタッチが少なく使いやすい軸だと思います。

キートップはテキスト有り無しが選べるので、タッチタイピング(ブラインドタッチのこと)に自身があるなら、ブランクキーキャップがドヤれていいかも。僕はタッチタイピングに自身がないので、プリントキーキャップがかかせませんw

また、ErgoDox EZを購入するさい軸に迷っても、キースイッチがホットスワップ(はんだ付け無しでスイッチ交換ができる)対応なので、失敗してもスイッチだけ交換できるのも素敵なところ。

情報が多くカスタマイズもしやすいキーボードですが、Moon landerの登場でどちらを購入するか迷っちゃうかも。

僕が購入するとしたら価格は$350前後になってしまう。(滝汗)

Ultimate Hacking Keyboard

UHKとも略されるHHKB的な分割キーボード。

僕の購入候補ナンバーワンで、使いはじめるとこれ以外は使いたくなくなるほど快適なようなんです。

特徴としては、キーボードに接続できる豊富なオプションがあったり、レイアウトがコンパクトキーボードの標準的になっているのも評価できる。また、オプションをつけるとお高いキーボードですが、トラックパッドやトラックボールを追加したり、固定式のリストレストなども取付可能になっている。

UHK最大の特徴は、ErgoDox以上の拡張性でしょうか。

使い慣れることで、文字打ち作業であればマウスの必要性がなくなり、デスクスペースの節約にもつながる。仕事などで使うことを想定した場合では、他のキーボードと違いキーボードと拡張ユニットで完結できるのがたいへんよろしい感じです。

文章で説明されるよりも、本家UHKサイトを見てもらったほうがイメージしやすいかも。

キースイッチにかんして、あたりまえのようにホットスワップ対応で、チャタリングなどが起きた場合にはキースイッチを交換すればだいじょうぶ。

UHK本体に追加キー、トラックボールユニット、パームレストの構成で、僕が購入するとしたら$470くらいになりそう…(大泣)

UHKを買いたい場合は、amazonなどでは手に入らないため、UHK公式サイトからかメルカリなどで中古を探すしか無い。

Moonlander

Moon landerはかなり気になる存在ですが、価格が高いことからスルーされがちです。Ergo Doxからの乗り替え先として購入してるかたが多い印象。

最初からリストレストが一体化されており、オプションを購入せずとも最高の状態で使うことができる。ポジションの自由度も高く、分割式のエルゴキーボードらしい風格さえある。

最新の分割キーボードを使ってみたい気もしまず、3万円オーバーのキーボードをたやすく買うこともできず、しかし使ってみたいという葛藤が…w

ホットスワップ対応キースイッチに、左側のキーボードだけでも使えるので、PCゲームの左手デバイスとしても使える。ティルティングもできるので、UHKのようにマウス操作まで網羅していたら完璧な分割キーボードだったかも。

持ち運び用のケースも標準装備なので、自宅と会社両方で使いたいという贅沢な悩みにも対応可能。

これからErgoDox EZの購入を考えているなら、Moon landerのほうをおすすめしたい。

こちらは特にオプションというものが存在していなくて、価格は$365となっている。そして、こちらも当たり前のようにホットスワップ対応キースイッチである。

MISTEL Barocco MD770

僕は先代のMD600というモデルを持っていて、Baroccoというキーボードは、台湾にあるMISTELという会社が製造している、。現在購入できるものとしては、Barocco MD770というMD600にファンクションキー(F7などが独立したキーになっている)がついたもの。

上で紹介しているような特徴あるキーボードと違い、分割キーボードという以外にこれといった特徴がない。

特徴がないからこそ汎用的に使えるので、特殊なキーボードが使えるか不安ならMISTEL Baroccoで試す価値あり。

これからの購入を考えているのなら、一般的なキーボード配列に近い『MD770』がおすすめ。価格も18,000円くらいなので、手に入れやすいのもポイント。10キーレスのコンパクトきーーボードを分離タイプにしているため、紹介している中では比較的に移行がらくだと思います。

分割ワイヤレスメカニカルキーボード

こちらは正式名称が無いキーボードで、僕がメインで使用しているタイプに近いです。

Aliexpressというネットショップを聞いたことがありますか?中国のECサイトで、Amazonなどで販売されているものはほとんどといっていいほど販売されている。キーボードに限らず細かいパーツなども販売しているため、日本のショップでは手に入らないようなものまで購入できるのが評価できる。

Aliexpressで見つけたワイヤレス分割キーボードはこちら

安いメカニカルキーボードはAliexpressで探すのが吉なんですが、分割キーボードもあったりする。

僕が使っているものはAliexpressで完成品を購入する方法がわからず、海外ECサイトから購入したものなんですが、探してみると他にもたくさんあるんですよね。直近で1番きになったのが『ワイヤレス分割キーボード』で、無線で使える分割キーボードなんです。無線タイプは既製品ではコレ以外に見たことがありません。

残念ながらBluetoothではなく、2.4GHzの専用レシーバータイプで、キーキャップは付属しません。

レイアウトは61キーのキートップを持ち、別に有線接続の10キーパッドがついてきます。かなりコンパクトで、ファンクションキーなどもありませんが、実用上は問題ないキー数ではある。

注意したいのは、キーボードを買うときには『キーキャップ』も一緒に購入すること。セットにはキーキャップが付いていない状態なので、届いてもすぐに使えないなんてことが起こってしまう。メーカー製の信頼できるキャップを買いたいのもわかりますが、キーキャップ形状も種類があり複雑なため、最初はAliexpressでおすすめされているものを買ったほうが失敗が少ない。

hakkei Riven Core

とりあえずのメモ

まだ開発中のようで、ティーザーサイトのみ閲覧可能になっている。有線と無線両対応の分割キーボードなので、気になるから注視しておく。

Riven Core

キーボード沼が広がっている自作キーボードの世界

キーボード沼にハマると抜け出せない穴にハマることになります。

そんな時に思い出されるのが哲学者ニーチェの言葉です…

『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』

そう、自作キーボードを調べているだけでも、『使い心地』や『自分が使っている姿を想像』したりして、つい使ってみたくなってしまうのが、ガジェット好きの業の深さ。

僕が興味を持ったのが、分割キーボードをBluetoothでワイヤレス化できるというもの。

自作キーボードは、自分でイチから作るのではなく、作家さんが設計したものを『BOOTH』や『遊舎工房』、『TALP KEYBOARD』などのショップで買うのがふつうだったりする。もちろんPCB(基盤)から自分で作りたいのもわかりますが、『自作キーボード』というひとつのジャンルだと思っておいてください。

実際には『自作キーボードキット』と表現したほうが適切かも。

自作キットは、キーボード作家さんがPCB(基盤)を設計し、ビルドガイド(作り方)などもwebに掲載してくれている。基本的にはハンダ付けが必要になるのと、自作キット以外にも必要になるキーボードパーツなどもある。

はじめての自作キーボードは、遊舎工房TALP KEYBOARDなどのショップを利用したいところ。電子工作が得意分野ならば、最初からBOOTHなどで作家さんから直接買いたいところ。

自作キーボードキットは大体が個人制作のため、PCB発注やパーツ手配が追いつかず、品切れのパターンが多いので注意してほしい。逆に言うと、欲しいキーボードを見つけたら買っておかないと後悔するということ。

僕も7sProというキーボードを作る予定でしたが、分割ワイヤレスキーボードのSISO59を買った思い出。(遠い目)

ちなみに、SISO59というキーボードは、ビルドガイドに従ってスイッチソケットやBLEモジュールを使うことで、ホットスワップ対応のBluetooth接続のワイヤレス分割キーボードになる。

自作キーボードにはさまざまな種類があり、コンパクトな省スペース型のキーボードが多い印象。

キーボード作家さんたちは、PCB(キーボードの基盤)の設計からつくり方を公開しているかたも多いので、PCBから創るオリジナル自作キーボードもやる気さえあればつくることができる。

必要なのは基板設計ソフトと3Dプリンタといった、本格的な製造技術だったりする。

ひとつの製品を自分の手で創るのも楽しそうなので、時間をみつけ僕もチャレンジしたいと思っている。

動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン

おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。

マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ

DAIV Z9

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i7-10700
  • GPU:GeForce RTX™ 3070™
  • メモリ:32GB
  • 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】

DAIV Z9はクリエイター向けのシリーズで、動画編集や写真現像に適したモデルとなっています。 ご紹介しているのはコスパに優れたモデルで、この構成をカスタマイズすれば良い感じに動画編集用に仕上がります。最新のRTX 30シリーズGPUでクリエイティブがはかどりますよ!マウスコンピュータで探す

パソコン工房のクリエイター向けモデル

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • インテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックス GeForce® 2080 Ti
  • メモリ32GB(16GB×2)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

パソコン工房のSENSE-R041-i9K-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]はCAD向けのBTOパソコンですが、スペック的には動画編集で満足の行くPCとなっている。価格も税込み30万円なので、グラボが最上級のわりには価格が控えめなのが嬉しいポイント。さらにメモリを増設し64GBにすれば、動画編集において不満点はほぼ無いかと。

パソコン工房で探してみる

 

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