アマチュア無線や第三級陸上特殊無線技士の資格を取ろうと思った時に、どこで受験できるかなど無線に関わったことがないとまったくわからないですよね。僕が受験をするにあたって調べたことを、忘備録として残しておくので、これから資格を取ろうと思っているなら読んでみてください。
いくつかの方法で資格取得できるので、自分の環境にあった方法を選んでくださいね。
アマチュア無線技士や第三級陸上特殊無線技士の取得方法
アマチュア無線は”アマチュア’とついていますが、れっきとした国家資格だったりします。もちろん第三級陸上特殊無線技士もれっきとした国家試験なんですね。資格取得ルートは同じで、それぞれの資格の違いは資格を利用してお金を貰っていいかダメなのかの違いです。
アマチュア無線と第三級陸上特殊無線技士の違いは下記ページを参考にしてください。
- 国家試験
- 無線協会の養成課程
- eラーニング(通信講座)+修了試験
国家試験
国家試験は無線協会が実施していて、全国の都市部(札幌や広島、熊本などの都市)で受験が可能。無線工学と無線法規の試験を受け、60%以上の正答率で合格となり資格を取得することができます。
養成課程やeラーニングと違い、独学で取得する必要があるので事前に過去問題集や一般向けに販売されている教材などで勉強する必要がある。自宅で勉強する時間などをとる自身が無いなら、無線協会の試験にあわせるか、eラーニングが無難ですよ。合格率も高いようですし。
無線協会の養成課程
養成課程の特徴は、一日の中で無線に関する講習と修了試験の両方を行い、みごと合格すれば無線資格を取得できる方法となる。国家試験と違い無線協会が講師を派遣するので、都市部だけではなく地方でも講習を受けることができます。地方によっては養成課程が一年に一回の場所もあるので、スケジュールを確認し申し込みしましょう。
他の資格でもそうですが、養成課程の場合は試験出題箇所を重点的に勉強するため、合格率は非常に高いのと、eラーニングにくらべ少ない時間で取得できます。地方在住の場合は、eラーニングかこちらの養成課程での受験が最適だと思います。
eラーニング(通信講座)+修了試験
民間が実施している通信講座で、講座終了後に試験を受けるのは変わりませんが、試験会場が養成課程にくらべ多いのでスケージュールが合わない場合にこちらを選択することになります。自宅でパソコンやiPadなどで受講できるので自分のペースで勉強できるところが特徴的ですね。
CBTS(株式会社CBT-Solutions)が運営母体となっている通信講座を受け、全国にある試験会場(加盟店)で受験をするかたちになっています。
eラーニングの良いところは、小テストで重点的に試験対策を行い、それでも合格点に達しなくても再度小テストをし追試で合格を目指せるところ。無線資格のeラーニングは、CBTSのシステムを利用し各団体が通信講座を開催している。最終試験は試験会場のCBTテストセンター(試験会場)のパソコンで行う形式です。
上記がドローンに必要な第四級アマチュア無線技士と第三級陸上特殊無線技士の通信講座を主催している団体です。
まとめ
都市部と違い地方在住だと受験するにも大変ですよね。僕のおすすめは、無線協会のスケジュールを調べ、養成講座に参加できそうなら無線協会の養成課程がいいと思います。地方によっては開催が年に1回だったりするので、タイミングが合わないなら、試験日の多いeラーニングで申し込んだほうがいいですね。
都市部に住んでいる方であれば、国家試験を受験するのが最短で無線資格を取得する方法です。
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