BTOや自作でも同じだけどCPUえお選ぶときに迷うのがAMD Ryzenとintel Core iシリーズ。Ryzenが登場するまでは、ただ安いだけのCPUというイメージでしたが、第3世代となり磨きがかかったように思います。ぶっちゃけると、まだintelには追いついていないという結論ですが、それはソフトがRyzenに最適化していないから。
次期Ryzenではソフトとの相性も改善してるだろうから、次の毎マシンはRyzenでもいいかなーなんて思っております。最近はBTOメーカーもRyzen搭載マシンの販売をはじめているから、今後はより選びづらくなるかな?と予想してる。
RyzenとCore iで動画編集がどうかわるのか
いまはAMDでもintelに遜色ない性能うがある。遜色ないどころかやりたいことによってはAMDが優勢な面もあるのが事実。intel派としてはあまり受け入れたくないですけどねw
RAMメモリやグラボの性能が同じで、CPUが変わってくるとパソコンの性能がどう変わるのか。そういったところが気になってますよね?ざっくりと違いを書くと…
- 動画編集中にプレビューのコマ落ちが出やすいか
- エンコード速度の違い(書き出し)
- エフェクトを適用した場合のソフトの軽さ
こんなところです。CPUはRAMメモリと同じで、動画編集ソフト全体の動きに影響がでますが、特に影響するのが箇条書きで書いた部分となります。上記以外で編集にかかわる部分といえばエフェクト関係でしょうか。エフェクトはGPU(グラフィックボード)の影響が大きいので、下記のようなことをしたい場合にはグラフィックボード選びも気をつけたいところ。
- カラー補正やグレーディング
- トランジションなどのエフェクト
- テロップなどの文字入れ
グラフィックボードで快適性が変わるとしたらこのあたりですね。少し古い投稿ですが、グラボ性能が気になるなら読んでみてください。しかし、メインはやはりCPUなので、4K動画編集をメインに考えているなら最高クラスのCPUを選択してください。
CPUについてはこちらの投稿も参考になるかと。
いまはRyzenとCoreではファイル形式でも速度が違う
一眼動画やドローン空撮をしているかたならわかるかと思いますが、アマチュア~ハイアマくらいだと編集時に使う動画圧縮ファイルはH.264かH.265ですよね。ProResなどのRawファイルを使える人ってそれほどいないですよね。BMPCC4KかBMPCC6KがProResで直接撮影できるし、LUMIX S1HもATOMOS NINJA V(フィールドレコーダー)でのRaw対応ができます。(買えないですがw)
もしProResファイル(cinema DNG)の編集をすることが多いなら、検証サイトなどで評価の高いRyzenを選ぶべきだし、H.264やH.265などの圧縮ファイル、つまりV-logなどでの撮影が多いならCore i9のほうがパフォーマンスは高い。
現在僕が使っているカメラはパナソニックの’LUMIX S1なので、フィールドレコーダーがないと4K60p 4:2:2での撮影ができません。動画は写真以上にお金がかかるおそろしい沼でもあるんですよね。写真しか知らなかった頃がなつかしい…(遠い目
話を戻すと、いまはまだ全体的な性能としてはIntel製CPUのほうが優勢ですが、こんごRyzenのシェアが拡大してくるとソフト側でも最適化が進みパフォーマンスはあがってくると予想しています。いま買うなら間違いなくCore i9 9900Kでの構成がおすすめですが、来年はまた話が変わってくるかもしれません。
編集作業よりもエンコード速度を優先したいならRyzen
Ryzenの特徴はとにかくコア数とスレッド数が多く、並列処理にすぐれたCPUと言えます。編集作業そのものよりもエンコード速度を求めているなら、なにも言わずにRyzen 3900Xの購入がいいでしょうね。
しかし、編集中の性能はCore i9 9900Kの圧勝なので、僕が買うならIntelのほうかな。(来年はわかりませんが…)
おすすめのBTO構成(カスタマイズ含む)
なめらカメラでおすすめしたいパソコンの構成ですが、4K10bitの動画ファイルを扱う前提で書いているので、4K8bitまでしか使わないよ!ということであれば、メモリとグラボのランクを少し落とせる感じ。
- CPU:Core i9 9900K
- 12cmファンのサイドフローCPUクーラー
- メモリ:DDR4 2666MHz 64GB
- グラボ:4K10bitでRTX 2070以上
- 電源:700w程度
動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン
おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。
マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ
DAIV Z9
- OSWindows 10 Home 64ビット
- CPU:インテル® Core™ i7-10700
- GPU:GeForce RTX™ 3070™
- メモリ:32GB
- 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】
パソコン工房のクリエイター向けモデル
- OS Windows 10 Home 64ビット
- インテル® Core™ i9-9900K
- グラフィックス GeForce® 2080 Ti
- メモリ32GB(16GB×2)
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