動画編集用パソコンを自作するときには内蔵GPUのないCPUを選ぼう

自作パソコンってパーツ選びで価格も変わるし、どおんなメーカーのどんなパーツを選べばいいのかわかりづらいですよね。今回はCPUに焦点を絞りパーツ名でどんな違いがあるのか解説していきます。

なぜこんなことを書いているかというと、CPUにはグラフィックを内蔵しているものとしていないものがあるから。結局は型番でわかるのであまり読む部分はありませんwウェブ上でよく目にするのはintel製のCPUの見分け方なんで、AMD制CPUについても書いていきますよ!昔はいろいろな呼び方がありましたが、結局は型番で落ち着いたようです。

もっと詳しく知りたい場合は読み勧めてくださいね。

動画編集に使うようなCPUは上位モデルなんで意識しなくていいけど、知っているとちょっとしたところで無駄なお金を使わなくてすむこともあったりするのでw

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コスパよくパソコンを自作するためのCPUの見分け方

なぜCPUを見分ける必要があるのかというと、動画編集用のパソコンにはdGPU(別体型GPU)を使うから、CPUコアに内蔵されたグラフィックが必要ないから。自作PCはパーツ単位でお金がかかるから、地味に積み上がっていくんですよねw潤沢に予算がある場合には問題ないけど、少しでも高コスパPCを組みたいなら、CPIUの選び方はめっちゃ大事だから覚えておくように!

intel製CPUの見分け方は「F」の有無でわかる

intel制のCPU(Core iシリーズ)の第一世代には内蔵GPUがありませんでしたが、現在はCPUの名称だけでわかるようになっているので、例を見ながら解説していきます。

  • Core i9 9900K
  • Core i9 9900KF

「F」がついた型番がグラフィックを内蔵していないCPUなので、「F」付きのモデルがある場合はそちらを購入すれば少しだけ安くPCを組むことができる。intelのCPUはハイエンドクラスでもグラフィックを内蔵しているため、グラボを組み込む予定がある場合は、グラフィックの無い「F」モデルを選ぶようにしよう。名称ルールは他にもあるので、ついでに掲載しておきます。

  • F→内蔵グラフィック無し
  • K→オーバークロック可能モデル
  • T→低電力モデル
  • X→ハイエンドモデル
  • S→強化版

intelのCPU名には上記のようなルールがあるから、パーツ選びの参考にしてください。

AMD制CPUの見分け方は「G」の有無でわかる

CPUにAMDを選択する場合には、だいたいRyzen(ライゼン)を選ぶと思いますので、Ryzenの型式で解説していきます。Ryzenの上位モデルには基本的に内蔵グラフィックは搭載されておらず、CPUにGPUが内蔵されているものはミドルレンジ以下となっている。自作するパソコンを動画編集用にと考えているなら、Ruzenには内蔵GPUはついていないものと思っておいたほうがいい。

例としてRyzen CPUのミドルレンジモデルを見てみましょう。

  • Ryzen 5 3500
  • Ryzen 5 3400G

Ryzen 7になってくるとグラフィックを内蔵した「G」モデルはなくなり、上位版の「X」という名称になってくる。RyzenシリーズはCoreシリーズと比べた場合には、コア数もスレッド数も多くCPUとしては動画編集に向いていると言える。第三世代以降シェアを伸ばしているので、今後はソフトメーカーもintelだけじゃなくAMDにも最適化してくると思われる。そうなってきたら高めな価格設定のintelよりもコストパフォーマンスにすぐれるAMDを選択する人が増えるでしょうね。

AMDもintelと同じようにハイクラスのCPUには「X」がつくんでわかりやすいです。

動画編集をするのならグラボは必須

できれば高コスパのPCを自作したのはわかりますが、やはり動画編集をしていくならビデオカードを組み込まないと、エフェクトをかけたときのフレームレートが悲しいことになります。コストパフォーマンスを求めるなら、CPUなどは妥協したくないから中古のグラボを視野に入れ、少しでも安くスペックが高いパソコンを目指したいですね。

グラボの好景気が出たら昔のハイエンドが狙い目

中古のグラフィックボードを狙う場合は、現行機種の好景気が出たら現行のハイエンドを狙う方法がおすすめ。

僕は現在GTX 1080を使っていますが、以前はGTX 1050 tiというローエンドのものを使用していた。動画編集用のパソコンは全体のバランスがよくないとダメなんだけど、パーツ単位では少しでもいいものを使いたくなるのが人情かとw中古のグラフィックボードは賛否両論あるけど、「じゃんぱら」や「ドスパラ」、「パソコン工房」などの信頼できそうなPCパーツの中古屋さんを選べば失敗は少ない。アキバの路地裏などで同じものが大量に販売されていることもあるけど、そういったものは仮想通貨のマイニングに使われていることもあるから、中古パーツを選ぶときには注意したい。

メルカリやヤフオク、ペイペイ、ラクマなどで個人売買もいいかもしれませんね。それでもパーツショップで買ったほうが安心できると思いますがw他にも意外なところでAmazonでも中古PCパーツを売ってたりするから、一度見てみるといいかも。

動画編集用パソコンに必要なパーツ

バランスが大事と書きましたが、ある程度は「このパーツだけはスペックの高いものを!」というのがある。

  • CPU(i9 9900KFなど)
  • GPU(RTX 2080tiなど)
  • ストレージ(NVME M.2 SSD)
  • RAMメモリ(できれば最大容量で)

上記のパーツがとても重要で、動画編集用ソフトの動きに影響します。グラフィックボードを2枚使って性能を上げる方法もありますが、実際にはハイエンドグラボ1枚あれば、さほど影響がないのが実情。上記の構成で電源を800W 程度つみ、いいマザーボードを使えば完璧かと。

  • マザーボード
  • CPUクーラー
  • PCケース
  • 電源
  • OS(Windows)
  • 光学ドライブなど

箇条書きしたパーツを中心に考え、あとは条件にあう周辺パーツをチョイスしていけば満足のいく自作パソコンができあがるでしょうね。自作パソコンは予算に合わせパーツ選定できるから、パーツ単位で価格を調整し全体を予算内に収めるなんてこともできたりする。古いパーツを最新のものに交換して延命するなんてこともできるから、自作パソコンの拡張性はほんとすごい。

僕は10年ちかく同じケースを使ってたりするから、新しくパソコンを自作するときでも少しだけ安く作れたりする。

動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン

おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。

マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ

DAIV Z9

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i7-10700
  • GPU:GeForce RTX™ 3070™
  • メモリ:32GB
  • 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】

DAIV Z9はクリエイター向けのシリーズで、動画編集や写真現像に適したモデルとなっています。 ご紹介しているのはコスパに優れたモデルで、この構成をカスタマイズすれば良い感じに動画編集用に仕上がります。最新のRTX 30シリーズGPUでクリエイティブがはかどりますよ!マウスコンピュータで探す

パソコン工房のクリエイター向けモデル

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  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • インテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックス GeForce® 2080 Ti
  • メモリ32GB(16GB×2)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

パソコン工房のSENSE-R041-i9K-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]はCAD向けのBTOパソコンですが、スペック的には動画編集で満足の行くPCとなっている。価格も税込み30万円なので、グラボが最上級のわりには価格が控えめなのが嬉しいポイント。さらにメモリを増設し64GBにすれば、動画編集において不満点はほぼ無いかと。

パソコン工房で探してみる

 

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