30万円前後で買えるおすすめPCなら4K動画編集もかいてき

動画編集用パソコン
30万出せれば4K動画も編集できるような、ハイスペックPCを購入できますが、パーツ選定が難しい価格帯でもあります。このくらいの価格になっても、動画編集用PCとしては自由にパーツを選べないが、無駄をなくしていけばバランスの良いパソコンに仕上がっていきます。 以前から書いていますが、パソコンというのはパーツのバランスが大事なので、一点豪華主義はやめグレードが揃っているか注意深くみることが大事です。

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高性能のパーツをバランス良く取り入れたPCをカスタマイズでつくる

10万円や20万円といった予算感では選びづらいCore i9がだんぜんおすすめです。CPUは決まっているようなものだから、バランスの合うグラボを選び、RAMメモリは最低でも64GBは積みたいところ。ですが、メモリはあとから増設可能なので、予算オーバーしそうなら最初に落とすべき部分でもあります。 税抜30万円以下ならドスパラのraytrek ZZはRTXはRTX 2080 ti搭載でかなりおすすめなんですが、バランスを考えるとメモリ増設必須だから、結局は30万後半になってしまうんですよね。ハイスペックマシンはGPUの選び方で、性能も価格もガラッと変わるので、求めている仕様を探すのがほんとうにたいへんなんです。 悩ましいのがGPUの存在で、RAMメモリを32GBにすればRTX 2080 Superが選べる。Core i9 10900Kを選択していても、このスペックで税込み30万円だから、ほんとパーツ選定は大事だなと。例として上げたのはサイコムのゲーミングPCでG-Master Spear Z490をカスタマイズしたもの。
G-Master Spear Z490のカスタマイズ例
  • CPUをCore i7→Core i9 10900K
  • RAMメモリを16GB→32GB
  • ビデオカードをRTX 2060→RTX 2080 Super
  • このカスタマイズで税込302,100円
CPUをCore i7からCore i9にすることで、全体的な処理能力が上がり4K動画の編集も楽にできるようになる。メモリは16GBは最低ラインなので、16GB×2とすることであとから64GBに増設することも考えてある。ビデオカードは4K編集をできるよにRTX 2060をRTX 2080 Superとすることで、かなり性能アップが見込める。4K動画をコマ落ちしづらくするには、Core i9必須だと思っておいてください。 BTOパソコンはベースとなる機種を選び、こうしてカスタマイズしていくことで予算に合わせセミオーダーできるのが良いですよね。

4K動画を編集したいならCPUとメモリにはこだわりたい

30万円という予算で考えているなら、4K動画編集を見据えてのことでしょう。そういったパソコンにはお決まりの作法みたいなものがあり、対応できるスペックを準備しておかないと、せっかく撮影した素材を編集するのに時間がかかってしまう。編集時間をショートカットしたいなら、PCスペックにもこだわりたい。 4K動画は素材として重く、編集するのにマシンパワーを必要としますからね。 少ない予算にくらべパーツを選びやすいとはいえ、なんでも好きに選べるような感じではないから、目的にあったCPUとRAMメモリ、VRAMにも注意しておきたい。具体的にはCore i9以上にRAMは32GB以上、VRAMは最低でも8GBを目標に選ばないと4K動画編集はきつくなってくる。予算から逆算すると、RAMメモリを32GBにしてあとから増設するのが予算を落としやすい。 RAMメモリの増設にも作法があり、種類を間違えると起動しないなんて罠もあるのでお勉強しておきましょう。
あとから自分でパーツ交換できるなら、Core i9のXシリーズという上位CPUを選ぶのもありですが、他のパーツをバランス用選ぶことができない。Core i9 10900Xを使いたいなら最低でも30万円台後半は覚悟しておきましょう。CPUだけ豪華にしてもかえってパフォーマンスは落ちますから。

予算30万円で考える動画編集に最適なおすすめPC

カスタマイズしてつくる自分だけのパソコンを、セミオーダーできるのもBTOパソコンの魅力のひとつだったりします。 ベースとなる機種を選び、そこから自分の求めるスペックに合わせるか、最初からセットになった構成のまま購入するかは自由です。パーツのことを考えたくないなら、マウスコンピューターなどの大手量産系BTOがおすすめだし、カスタマイズ前提で考えるなら、組み立て系のショップを選ぶべき。

驚異のコスパで圧倒的な性能のDAIV X9

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DAIV X9
  • OS:Windows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i9-10900X
  • FAN:水冷CPUクーラー
  • GPU:GeForce® RTX 2070 SUPER™
  • メモリ:32GB PC4-25600
  • M.2 SSD:512GB NVMe対応
  • 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】
  • 税と送料込みで289,090円
税込30万円以下でCore i9 10900Xという上位版CPUを搭載し、カスタマイズでRTX 2080 Superを選んでもコミコミ314,160円とコスパはハンパないです。RAMメモリも128GBまで搭載可能なので、自分で増設できるなら今後のことも考えてDAIV X9はいい選択になるでしょう。パーツのことがよくわからないかたや、大手ならではのサポートを受けたいならマウスコンピューターがおすすめです!

業務用ワークステーションを30万で買えるFRONTIER

FRGBZ490
  • Windows® 10 Home 64bit版 [正規版]
  • CPU: Core i9-10900K
  • クーラー:サイドフロータイプ
  • RAM:32GB DDR4-3200
  • ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD / 2TB HDD
  • 光学ドライブ:BD
  • GPU:NVIDIA® Quadro RTX™ 4000
  • 電源:850W ATX電源 80PLUS GOLD
FRONTIERのFRGBZ490は、グラフィックボードにNVIDIAのQuadro RTX 4000という、グラフィック系に特化したGPUを搭載している。GeForceとQuadroでは用途が違い、棲み分けとしてはGeForceがゲームで、Quadroは3DCADや画像、映像系のクリエイティブに特化したGPUだということ。 搭載しているグラボはQuadro RTXとしては最低グレードですが、それでも価格帯はRTX 2080 tiと同レベルというんだから驚きである。 なぜQuadroがすごいのかというと、ディープカラーと呼ばれる10bit深度を持ったカラー情報を扱えるところにある。GeForceでも10bitカラーには対応していますが、そういった情報を扱うのにより特化させたのがQuadroと考えておけば問題ない。QuadroとGeForceで悩むところですが、PCゲームをやらないのであれば、Quadroという選択肢もあるんです。

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