グラフィックボードの品薄が続いているが買えるショップもある!

いまだ品薄が続くGPUですが、7月に入ってからネットショップでも在庫が目立つようになってきた。いつもの巡回コースを回ってみると、『RTX 3070』のようなミドルレンジ製品も運が良ければ品切れなんてことはない。

潤沢な在庫とは言いづらく、メーカーにこだわりが無いなら書いやすくなったと思う。

狙い目なグラボは『RTX 3060 ti』か『RTX 3070 ti』が有力なので、探していた方は在庫があるうちに買っておいたほうがよさそう。

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品薄なグラボを手に入れる最良はショップ巡回

グラボの入手先は複数あるが、おすすめは責任をもって独自ショップを運営し、店舗でも併売しているようなサイトでしょう。他にはショッピングモールやヤフオク、メルカリなどもあるが、品薄になるとプレミア価格になるのは相変わらずである。

アキバのような電気街が近いなら、店頭販売しているショップ巡りが最良なんですけどね…

NVIDIA 公式で定価を知ることができますが、RTX 3070が79,980円RTX 3060 tiが59,980円からとなっている。執筆時の実勢価格はRTX 3070が20万円前後で、RTX 3060 tiも20万円前後で買えそうな相場になっている。

PC専門ECサイトで定価購入がおすすめ

ネットで買物というとamazonや楽天、ヨドバシカメラなんかがすぐ思いつきますが、PC関連なら独自展開しているネット専門ショップがおすすめです。

リアル商店街にはPC専門店など存在しないが、ネットの中なら地方に住んでいてもPC専門店に行くことが出来る。amazonなどと違うのは、販売している商品がパソコンに特化しているので、目的のものを探しやすいし、他に目移りしないのもいい。

1番のメリットは、独自ショップだとプレミア価格での客離れを嫌がるから、定価販売がデフォなんですよ。

僕がよく見るネットPC専門店
  • TSUKUMO
  • パソコン工房
  • PC4U
  • ドスパラ

上のリストは僕がPCパーツを探すときのショップリストで、複数のパーツを比較しながらお買い物をしている。BTOPCや周辺機器まで揃うので、いったことがないショップはブックマーク推奨です。

GPUが品薄になってからというもの、ショップを定期巡回していても目的のものにたどり着けない。少しづつ在庫は出てきているようだが、メーカーなどに強いこだわりがあるなら、ショップのはしごをし探すしか方法はない。

ECサイトのプレミア価格で買うのはやめておけ

マイニングで高止まりしていたグラボ価格もだいぶ落ち着きを取り戻してきました。

しかし、それでもECモールなどではプレミア価格となっており、白いグラボで有名なASUS ROG-STRIX-RTX3070-O8G-WHITEもamazonが2万円ほど高く設定されている。同じ製品でもツクモでは(在庫があれば)安く購入でいるので、圧倒的に専門店で選ぶべき。

それでも一時期よりはマシになっているが、もう少しといったところ。

冒頭でも書きましたが、『RTX 3070』の適正価格が9万円代後半~12万円強といったところなので、現在のamazon価格はまだ買うには早い。

ヤフオクやメルカリに頼らなくても、もーるがたECサイトでも在庫が復活し、ほしい時に買える段階まできました。それでも専門店が安いので、楽天ポイント目当てだったりするなら、2ヶ月くらい待つしかないかも。

BTOパソコンなら確実に手に入る

ショップ巡りもいいですが、1番確実でWindows 11も視野に入れると、BTOパソコンの購入がいいのでは?と感じている。

僕は自作PCをメインに使っていますが、使用してるフルタワーケースは大きすぎと感じ始めたし、USB端子が古いものしかついていないんですよね…こうなってくるとケースごと入れ替えたいし、高価なGPUで失敗したくないから、BTOパソコンも視野に入ってくるんです。

Windows 10のサポートが2025年で終了ということで、時期Windowsであるバージョン11に対応させるためには、マザーボードがTPM 2.0(TPM 2.0とは)でセキュリティ面が強化されている必要がある。

Intelでは300シリーズ以降、AMDではB350以降のチップセットを搭載したマザーボードを使っていれば、Windows 11には対応できるMBといえる。さらにCPUもAMDIntelでWin 11対応製品が公表されているので、自身が使用しているものが対応済なのか確認が必要。

ざっくりとですが、AMDならRyzen 3000シリーズ以降で、Intelなら第8世代以降のCore iシリーズならまず問題ない。

こういった難しいことを考えたくないなら、もしくは理解できないのなら、素直に完成品のパソコンを買ったほうが良い。すでにWin 11が発表されているので、これから買う最新のBTOパソコンであれば、Winows 11対応製品なので安心できる。

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マイニングで効率がいいグラボが品薄のグラボ

マイニングの説明から書くので長くなります。読むのが面倒なら、GPUの名称が出てくるあたりまで読み飛ばして問題ありません。

仮想通貨のマイニングとは、ざっくりと説明すると特殊な計算をする代わりにビットコインなどを得るというもの。ここでいう計算というのが、暗号資産としてのビットコインなどが取引されるさいの承認作業にあたり、承認をする代わりにビットコインで報酬を貰えるということ。

グラフィックボードなどで特殊な計算をするために、かなりの電気がかかるため、効率の悪いGPUを使ってしまうと赤字になることもある。

マイニング試算機(NiceHash)

上記サイトで『Manual Selection』を選び、『Currency』にJPYを選択、El.costs(kwあたりの電気代)に居住地の電気代を入力する。『Device』のプルダウンメニューで最下層付近にGPU名称があるので、気になるGPUを選んでおく。

この状態で『CALCULATE』ボタンを押すと、1日あたりにマイニングできるビットコインを日本円換算で表示してくれる。電気代は引かれた表示になっているため、表示金額がほぼ収入となることがわかる。

GPU別マイニング単価@day
  • RTX 3070(15万円前後)⇒960円
  • RTX 2070(7万円前後)⇒660円
  • GTX 1080(5.5万円前後)⇒550円
  • GTX 1050 ti⇒58円
  • RX 6800 XT(14万円前後)⇒980円

上記GPU価格はメルカリでの実勢価格で、矢印の後ろに書いてあるのが執筆時のマイニング単価(@day)である。マイニング単価は日々変動しているため、単価比率でマイニング性能を推測しなければなりません。

ここまでのことを踏まえて比較してみると、最新のグラボを買うよりもGTX 1080を中古で手に入れてマイニングしたほうが効率よさそうなんですよね。

それでもRTX 3000シリーズが高騰しているのには理由があり、やはり時間効率と最適化がキーポイントになっている。最新のグラボでマイニングするということは、単価よりも時間効率を優先することと、グラボのシェアが最適化にも影響しているから最新機器を使うといったかんじです。

特に人気なのがRTX 3060 tiとRTX 3070、RTX 3080となり、いずれもゲーミングPCに必要なミドルレンジ製品ということで、需給バランスが完全に崩壊しています。

新シリーズで手に入りそうなグラボ

動画編集やゲームで使うグラボには、NVIDIA とAMDがあり、GeForceとRADEONというシリーズでそれぞれが展開している。シリーズの中でさらにグレードで差別化されていて、手に入りやすいものとそうでないものがある。

NVIDIA が適正価格を発表しているが、GPUを使いMSIやASUSといったメーカーが作っているので、価格には多少のバラツキがあるのを踏まえておきたい。

先に答え合わせしておくと、NVIDIA製のハイエンドとローエンド、AMD製のグラボということ。

GeForce RTX 3000シリーズ

RTX 3000シリーズはとにかく品薄で、さらにRTX 2000シリーズも上位グレードは軒並み手に入れづらい状態が続いています。その中でも比較的に新品を買いやすいのが、『RTX 3090』や『RTX 3060』、『RTX 2060』でしょうか。

上記には理由があり、RTX 3090は最上位版だけあり価格も高く、高い割にはマイニングでの電気効率を考えたときに費用対効果が得られない。RTX 3060やRTX 2060は廉価だけあり、効率が悪いからマイナーが血眼になって探すほどの製品ではないから。

RTX 3060に関しては、1部の仮想通貨に関してのマイニングを制限する機能がついているから、購入しても掘れないというのもあります。

どのみちコア製品のRTX 3070やRTX 3060 ti、RTX 3080定価で買うのは諦めろとしか言いようがないw

現状で単体グラボを定価付近で買いたいなら、上記のことを踏まえつつ、地道に店頭とネットショップを巡回するしかなさそうです。というか、転売屋は巡回しています。

RADEON RX 6000シリーズ

AMD RADEONのRXシリーズは、ビットコインのマイナーに人気がないため、GeForceほどの品薄とはなっていないのがポイントです。

RX 6700 XTの最安が8万弱で登場したことを考えると、多少の値上がりはしていますが、GeForceの2倍以上といったバカみたいな価格にはなっていないのが救いです。ゲームメーカーや動画編集ソフトメーカーもAMD製GPUに最適化してきているので、よほどのハイエンドじゃない限りは、AMDも選択しに入ってきている。

GeForceとRADEONの比較
  • RTX 3060 tiやRTX 3070とRX 6700 XTが同クラス
  • RTX 3080の代替製品がRX 6800XT

上記はあくまでもベンチマーク比であり、実際に自分が使うソフトやゲームが全面的に対応しているとは考えないほうがいい。ほぼ対応しているのはNVIDIA GeForce系であり、AMD RADEONはまだ最適化が完了していない状態であるから。

性能的にはほぼ同等といえますが、NVIDIAがグラボ界隈を牽引していることから、AMDのシェアが伸びないとつらいものがあります。

動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン

おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。

マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ

DAIV Z9

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i7-10700
  • GPU:GeForce RTX™ 3070™
  • メモリ:32GB
  • 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】

DAIV Z9はクリエイター向けのシリーズで、動画編集や写真現像に適したモデルとなっています。 ご紹介しているのはコスパに優れたモデルで、この構成をカスタマイズすれば良い感じに動画編集用に仕上がります。最新のRTX 30シリーズGPUでクリエイティブがはかどりますよ!マウスコンピュータで探す

パソコン工房のクリエイター向けモデル

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • インテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックス GeForce® 2080 Ti
  • メモリ32GB(16GB×2)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

パソコン工房のSENSE-R041-i9K-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]はCAD向けのBTOパソコンですが、スペック的には動画編集で満足の行くPCとなっている。価格も税込み30万円なので、グラボが最上級のわりには価格が控えめなのが嬉しいポイント。さらにメモリを増設し64GBにすれば、動画編集において不満点はほぼ無いかと。

パソコン工房で探してみる

 

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