やっとHS100の初フライトへいけたので軽くレビューしたいと思います。まぁ、さっそくモーターひとつ壊してしまった落ちもあるので、生暖かく見守ってください。(飛行中に木の枝にプロペラを引っ掛けてしまった。。。)
Holy Stone Navigator HS100はGPS搭載で、ひじょうに安定した飛行が特徴のホビードローンとなります。フライト前のキャリブレーションとGPS電波を掴んでしまえば、多少の風にも流されずにゆっくりと操作方法を確認しながら飛行させることが出来るので、200g以上のドローンを飛行させる場所があるなら、初心者さんの練習用に猛烈におすすめしたいドロンです。
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Holy Stone Navigator HS100のスペック&機能
項目 | 内容 |
操作可能距離 | 500m |
最高高度 | 120m |
Wifi接続距離 | 150m |
フライト時間 | 約15分 |
カメラの画質 | HD画質(720p) |
ブレ補正ジンバル | なし |
操作モード | モード2 |
モード切替 | なし |
モーターの種類 | ブラシモーター |
映像記録 | スマホとSDカード |
電源 | ドローン・プロポ共に充電式 |
自動補正機能 | GPS・気圧センサーで自律制御 |
- 専用ボタンで自動離陸・自動着陸が可能
- RTH(リターン・トゥ・ホーム)ボタンで離陸場所まで自動的に帰ってくる
- フォローミーボタン一つで自動操縦(後を追いかけてくる)
- GPSを切っても気圧センサーで高度維持
- VRゴーグルを使えば迫力のFPV(First Person View)飛行が楽しめる(目視外飛行になるので、体育館などの広い屋内で実施してください)
対応スマホアプリ(iOS・Android)
Youtubeに動画をアップしています
YoutubeにHS100初フライトの動画をアップしているので、興味がある方は見てみてくださいね。
Navigator HS100はGPSが付きだから焦らずに飛ばせる
HolyStone初GPS搭載ドローンのHS100ですが、これからドローンを始めるのにぴったりなドローンだと思います。初フライトで感じたのは、ホビードローンでもGPSがついていればここまで安定するものなんだと感心してしまうほどです。
当日は手元の風速計は0mでしたが、少し離れたところでは風の壁にはばまれて長距離飛行はできませんでしたが、操作可能距離も500mとPhantom3に近いスペックで2万円強で買えるのだから、ドローンの進化は凄まじいものがあります。
GPS搭載のおかげでRTH(リターン・トゥ・ホーム)も離陸場所をHS100自身が覚えていしまうので、きちんと手元まで帰ってきます。RTHのおかげでドローンの飛行練習中のかたでも、安心しておもいっきり飛ばすことができます。初心者にとっては焦らないで飛ばすことができるのが、1番の練習になると思います。
GPSが付いていないドローンの場合は、少しの風でも流されてしまいパニックになり操作方法が頭からぬけてしまい、ドローンを墜落しかねません。これから始めるのならGPS搭載機で練習してからGPS無しでの練習を積むようにした方が上達も早いと思います。
フライト前の準備もGPSを高速で掴むから1~2分で飛行を開始できる
フライト前の手順としては下記のようになります
- プロポの電源スイッチを入れる
- ドローンの電源スイッチを入れる
- スマホアプリを立ち上げてドローンと接続する(wifi接続)
- キャリブレーションをする(ドローンを水平回転、垂直回転させる)
- GPSを掴むのを待つ
- GPSを掴んだら離発着スイッチで自動離陸
はじめてのフライトで不安になるのは、ドローン自身がGPSを見つけるのに多少時間がかかるところではないでしょうか。キャリブレーションを済ませると自動的にGPSを探し始めますが、見つけるまでに大体20~30秒くらいの時間がかかります。このあたりの目安はこのページの最初にリンクしているYoutubeの動画を見ていただくとわかりやすいかと思います。
純正カメラはHD画質(720P)で2軸ジンバルもないので空撮向けではない
HS100についているカメラはHD画質(720P)で2軸ジンバル(カメラスタビライザー)もないので、とてもじゃないけど空撮映像としては厳しいものがあります。このあたりは割り切って購入するしかないと思います。キレイな空撮映像を撮影しようと思ったら、最低でもDJIのSparkや欲を言えばMAVICや、Phantom4proなどのD-logで記録できるドローンが必要になってきます。
しかし、MAVICやPhantomには障害物検知機能などの安全センサーも多数ついているので、初めての操作でもトイドローンなどよりもはるかに安全に飛ばすことができるので、いきなり購入してしまうのも一つの手ですけどね。
GPSを切ってしまえば改造してアクションカメラなどを搭載できそうですが、純正カメラを外した時点でスマホとのwifi接続が出来なくなるので、せっかくのGPS機能と各種情報画面がなくなるので、あまりおすすめしていませんが本当にできるのかは実験してみたいと思います。
純正カメラを取り外すとGPSが効かなくなるし、スマホアプリも使えない
HS100のカメラにはおそらくですがwifi接続のためのアンテナが付いており、スマホアプリと連携しないとGPSが効かないようなんですよね。もしそうなら改造の余地はありそうなので、FPVカメラが使えなくなってもいいので少し調べてみようかと思っています。
上手くいけばカメラスタビライザーをつけて、アクションカメラで空撮にもチャレンジ出来るかもしれませんからね。もし実験が成功したらホームページ上で報告したいと思います。
カメラを外してHS100を飛ばすには、プロポとペアリングした後に左上についているコンパスのマークが有るボタンを長押でGPSの解除ができるので、もしカメラを外して飛行したい場合はやってみてください。動画でも解説しているので、興味があれば見てみてください。
カートリッジ式のバッテリーはコツを掴めば取り外しも楽にできる
今までのトイクワッドとは違い、Li-poバッテリーはカートリッジ式になり安全性が高まりました。反面amazonなどのレビューを見ていると「バッテリーが外れない。。。」というのを目にしますが、画像のようにドローン本体からバッテリーの落下を防ぐための引っ掛かりがあるため、取り外すときには爪を押しつつ引き抜くのがコツですね。
慣れてくれパッとカンタンに引き抜くことが出来ます。
プロポにストラップの取り付け場所があるのが嬉しい
プロポにはネックストラップを取り付けるホルダーがついているので、不意のアクシデントでうっかりプロポを落としてしまうこともないですし、スティックの先端をつまむようにして精密な飛行にも対応できるのが地味に嬉しいです。
ホビードローンのプロポにはストラップホルダーが付いていないものが多いので、うっかり落としてしまうこともありましたが、ネックストラップを付けることができるので、安全面でも高評価です。
さいごに
2万円台で購入できるドローンの中では間違いなくおすすめできる機種となっています。Holy Stoneは日本専属のサポート体制も整っているし、サポートの評価もひじょうに高いです。
空撮よりもドローンの飛行自体に慣れておきたい方には特におすすめですね。
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