X-Riteのi1Studioを買ったのでファーストインプレッションをしてみる

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キャリブレーターのX-Rite i1Studioを購入したので、内容品の確認と手持ちのモニタをキャリブレートした印象などを書いていきます。実際に使ってみた感想としては、デュアルディスプレイだったら2枚とも同じ機種を使いたいということ。

キャリブレーションするとわかりますが、機種が違うと結局は色味が揃わないんですw

それでも以前の状態よりは信頼できるので、キャリブレーター自体は自信をもっておすすめできると断言できます。購入するか迷っているなら、X-Rite公式サイトでもレンタルできるので、実際に試してみるといいでしょう。

i1Studioの立ち位置としては、i1Display Pro Plusやi1Display Proの上位機種といった感じ。

i1Displayシリーズではモニタしか調整できませんが、プリンタやスキャナを調整したいならi1Studioが最適な機種となる。

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X-Rite i1Studioの開封と内容品

箱を開けるとケースに入ったi1Studioの測光センサーとUSBケーブルが現れます。ピントがズレていますが気にせず進みましょう。USB端子はminiBとなっていて、microBとは違うため注意が必要。

miniB端子ケーブルはあまり種類がないため、別途購入する場合は3mくらいの余裕がある長さを購入するのがいいでしょう。

測光センサーが入った箱を引き上げると、下からはソフトダウンロードの案内と、ColorChecker Classic Miniが入っています。

ColorChecker Classic Miniだけでも9千円くらいの価格なので、i1Stuidoが実質9千円引きで買えることになります。

ColorChecker Classic Miniはペラペラな紙のような素材感なので、別に購入するならColorChecker Passport Photo 2がおすすめ。

i1Studioの外観

最初からケースに収まった状態で、測定するときなどは画像の状態で使用します。測光センサーが使えるように、ケースに穴が空いている。キャリブレーションするときには、この部分にセンサーを合わせ使用することになります。

左下に見えているストラップ状のものは、ディスプレイキャリブレーションするときに、センサーを画面中心部に合わせる『おもり』の役目をします。

こちらがケースから出した状態です。

モニタの色調整するとき以外は、ケースから出し裸の状態で使用する。

真ん中のi1Studioと書かれた円形部は回転するようになっていて、上が環境光、右がプロジェクター、右下がセンサー保護とセンサーのキャリブレート位置、下がモニタやプリンタ校正時にしようする位置となっている。

背面にも前面と同じようにセンサー位置をしめすアイコンがあり、中心の円形部にはボタンがついています。このボタンはプリントしたものを測色するときに使用するもので、プリンタキャリブレーションなどに使います。

画像の左がUSB端子で、右側が底面センサー部となっています。センサーが汚れないように、使用しないときには、センサーを保護部に回転させて保管するようにする。また、基本的には光学機器となるため、できれば防湿庫(ドライボックス)などで保管したい。

センサーが動いているときには、画像のように光るようになっています。

カラーマネジメントモニタ以外もキャリブレーションできる

実際に使用してみた感想としては、ソフトの指示どおりにするだけで、かんたんにキャリブレーションは終わります。

ディスプレイキャリブレートはカラーマネジメントモニタだけじゃなく、ノートPCや対応モニタ以外にもできますし、X-Rite製品ではiOS端末(iPhoneやiPad)のキャリブレーションもできるようになっている。

モニタの色校正をすることで、Rawファイルで撮影した写真も自信をもって色調整できるし、i1Studioであればプリンターの色もモニタと同じ色でプリントできるようになる。

カラーマネジメントモニタ以外もキャリブレートできるが、色を見る限りはカラーマネジメントモニタのほうが結果は良いように感じるが…

デュアルモニタ環境で使用するなら、モニタの機種も揃えたほうが良いと思う。

今はEIZOのEV2736WとCX271というモニタを使っており、両方とも解像度がWQHDなので、デュアル環境で同じ機種に揃えるのが難しい…EIZOは高いのでBenQのカラマネモニタが気になる今日このごろ。

BenQのSW270Cでもデュアル環境で揃えるなら、20万円弱必要なんですよね…

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