パソコンをデスクの左側に置きたいので倒立レイアウトのPCケースを探している

なぜかパソコンの置き場所はデスクの右側と決まっているらしい。だがしかし、僕はデスクの左側にPCケースをおいている。しまもフルタワーケースをだ。

左側にPCを置くとメンテなどが面倒になるので、現役で使っているCoolerMasterのCOSMOS 1000ではマザボのレイアウト的にイマイチしっくりこない。

そこでPCパーツの中で寿命の長いPCケースを新調しようと企んでいる。

PCをデスクトップの左側にレイアウトしたときに美しのは、ATXケースでマザーボードを倒立レイアウトにできるケースである。

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

倒立ケースで右側からアクセスできるパソコンになる

自作PCの場合はたまに中を掃除したり、パーツを交換することがあるので、メーカー製のパソコンにくらべるとケースを開けることがおおいですよね。

監視するわけじゃないけど中が見えるとなお良い。

PCケース内のレイアウト変更できるものは少ないが、販売はされているので、どういったメーカーで扱っているのかを手始めに調べてみました。

ちなみに Micro-ATXなど小型のフォームファクタに対応しているケースなら、レイアウトの自由度は上がりますが、拡張性が犠牲となるのでATX以上を狙っていきます。

レイアウト変更に対応しているパーツメーカー

レイアウト変更というのは、マザーボードを取り付ける部分を外し回転させたり裏返したりできる機能のことです。

もちろん分解をともなうので、機械系が苦手な場合は最初から倒立レイアウトを選んだほうがいい。

現在買えるケースレイアウトとしては

  • 従来型のコンベンショナルレイアウト
  • 90°倒し煙突効果を狙ったチムニーレイアウト
  • 上下逆さまにした倒立型のインバースレイアウト

知る限りの種類としては上記3種類が存在している。

僕がこんかい採用したいのは、ATX倒立ケースのインバースレイアウトなんです。チムニーとインバースはともに選択肢は少ないのが悩みどころ...

僕が調べた限りでは、以下のメーカーがMBレイアウトを変更または、違うレイアウトを採用しているケースを販売している。

  • Owltechで販売しているbe quiet!のSILENT BASE 802
  • Silver StoneのMM01やRVシリーズ
  • Cooler MasterのCOSMOS C700P&C700M(在庫限り)

またLIAN LIなども異レイアウトに対応したケースを販売していたりするが、現行機種では確認がとれなかった。

上記の中で最有力なのがbe quiet!のSILENT BASE 802で、フロントにUSB3.2 Gen2を装備しつつも、空冷CPUクーラーも185mmまで対応といたれりつくせりである。

在庫限りのCOSMOS C700Mをアメリカから輸入するという手もあるが、総額$800程度とPCケースの出費としては破格だったりするw

Silver Stoneはコンスタントに逆レイアウトケースを販売しているイメージがあります。

煙突効果のチムニーレイアウト

煙突効果といっても分かりづらいですが、要するに空気の流れ(エアフロー)を最適化しようというもの。

PCの中で特に発熱が多いのがCPUとGPU(グラフィックボード)ですよね。

マザーボードを90度横に回転させたレイアウトで、GPUとCPUを横並びにし、下から吸気し上に排気する自然対流も狙ったレイアウトになっています。

煙突レイアウトでは、DPやLANなどI/OパネルがPC上部に向いているため、配線をするときはケース内で行う必要がある。ひと手間かかるレイアウトなので、購入するときは、そういった面倒な部分も込みで検討してください。

煙突レイアウトで右側アクセスできるケースのおすすめは、Silver StoneのRV02-EやFT04というケースですが、残念ながら探しても見つかりませんでした…

倒立ケースのインバースレイアウト

インバースレイアウトとは、マザーボードの上下を逆にしたようなレイアウトで、CPUとGPUの位置が逆転しているのが特徴です。マザーボードトレイ(取付部)をひっくり返したようになっているため、ケース内へのアクセスも左右逆になってくる。

ATX倒立ケース最大のメリットは、動画編集やゲームといった、GPUを酷使する用途のPCで発揮される。

発熱量の多いGPUをケース内最上段に配置することで、自然対流による他パーツへの影響を最小限にすることも。また、液冷クーラーからの水漏れ時も、レジエターが最下部にあるため被害を最小限に収めることも可能となっている。

レイアウトの特徴としては、すべてが逆になりケー内へのアクセスもケース左側からではなく、ケースの右側からアクセスできる。

複数レイアウトに対応したPCケースだと、分解して組み直す必要が出てくることがあるので、組み換えが簡素に行えるものを候補にしたいと考えている。

be quiet!のSILENT BASE 802は、MBトレイ全体を取り外す前提で設計されているため、レイアウト変更が容易になっている。

もしくは、Silver StoneのMM01(SST-MM01B)のように、最初から倒立レイアウトになっているケースを選ぶのが楽だと思う。

ATX倒立ケースをおすすめする理由

ATX倒立ケースは種類も少なく選べない状態ですが、逆転思考でいけば信頼できるメーカーからしか販売されていないとも言える。

Thermaltakeのような見た目重視のメーカーもいいですが…

倒立ケースはマザーボードトレイが左右反転しているため、スタンダードレイアウトとはデスク上の配置が逆になるので、置き場所の制約でPCを左配置している場合には真っ先に検討したい部分でもある。

加えて僕のように水冷クーラーに興味はあるがmラジエターの水漏れが怖い場合も有用である。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
PC全般
なめらカメラをフォローする

なめらカメラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました