ドローンを飛行させるならサングラスは必須です。
なぜサングラスが必要なのか?それも、今時重たいガラスレンズをなぜすすめるのか。それには理由があります。
サングラスの機能が眼の保護だけだと思ったら大間違いなんですよ?少し長い投稿ですが、おすすめする理由などを紹介していきます。
ドローンにサングラスが必要な理由
ドローンの飛行には季節の影響を大きく受けます。
夏場の強い日差しや冬場の横から入る夕日などで、「眼が焼ける」「眩しくてドローンを見失う」などの、リスクが存在します。
- 紫外線から眼を保護する
- 太陽光でドローンが見えなくなるのを防ぐ
- 眩しさを軽減する
- 眼にゴミが入るのを防ぐ
一般的なサングラスの機能としてはこんなもんでしょうか。
さらにドローンを凝視しながらの飛行なので、目の疲れにも気をつけたいところです。
空を見上げて夏場の太陽光で眼が焼けないようにする
夏場の日差しは強烈ですが、その光の中でも特に紫外線が眼の大敵です。
一般的なサングラスは紫外線を99%カットしてくれるので、紫外線による角膜・結膜のダメージや、眼の焼けから起こる痛みや充血を防ぐ効果もあります。
冬場は風が強いので、
「ゴミが舞っている」「太陽が低いから横からの光が眩しい」
などが考えられますが、そういったことからも眼を守るためにもサングラスは必須となっています。
偏光サングラスなら日中のモニター確認もバッチリ
ドローンの飛行では空を見上げてドローンを目視で飛行させなくてはなりません。
さらにドローンの状況を確認するために、プロポに取り付けたモニターの確認もしながら飛行させるので、画面の反射もじゃまになります。
画面の見やすさや目の保護を考えたら、偏光レンズのついたサングラスが特にオススメなんです。
余分な映り込みや、反射光を遮断してクリアな視界を確保し易いのがさいだいの特徴ですね。
偏光レズンとは
この写真はぼくが持っているサングラス越しに車のボンネットを撮影した写真です。
変更レンズ越しと、なにも付けていない状態での比較なんですが、みごとに反射が消えていますね。
偏光レンズとは眩しさや反射光を、より効果的にカットできるレンズで。 偏光膜という特殊なフィルムがレンズに入っていて、水やガラスの反射光をカットします。
偏光レンズは光量を抑え、反射光だけをカットし、より快適な視界を確保する機能が大きな特徴なんです。 雪山では雪面からの反射光をカットし、空気中の水分の乱反射もカットするので、よりクリアな視界を確保できます。
今回ご紹介するのは、偏光レンズの中でも個人的に優秀だと思っている愛用のガラスレンズサングラスを紹介します。
僕が気に入って使っているサングラス「Lens of TALEX」が最高
とは言えTALEX自体はサングラスの命なレンズを作っているメーカーさんなんです。
ぼくが愛用しているのが、釣り好きなら知っている方も多いのですが、Sight Masterというサングラスメーカーなんですよね。
歪みの少ないTALEXのガラスレンズにこだわっていて、実際に使っていても眼が疲れないので、ドライブなどにも最適なサングラスなんです。TALEXの偏光レンズを使っているので、偏光機能だけではなく雑光を取り除き眼に優しい光だけを届けてくれる優しいサングラスとなっています。
ただ、ガラスレンズなんで重いです。。。最大のデメリットですねw
まぁ、良いものは重いし高価なんですよwww
ぼくが使っているものは廃盤になっているようで、今ならフレームは「シーケンスTi」というモデルが近いかもしれません。カラーは当時もっともスタンダードなグレーを選択しましたが、現在ではトゥルービューという製品が近いかもしれませんね。
amazonや楽天などでは取り扱いが少ないので、おすすめの購入方法はやはりTALEXプロショップですね。
メガネをかけている方にはクリップオンタイプがおすすめです
度付きのサングラスが一番いいのですが、普段使いの眼鏡の上から装着できる偏光サングラスもあるので、そちらも検討してみてください。
ティムコ(TIEMCO) サイトマスター クリップオンTI スクエア スーパーライトブラウン
偏光レンズのデメリットがひとつだけあります
偏光レンズはとても良いものなのですが、ひとつだけデメリットがあります。
これは全ての偏光レンズサングラスに言えることなのですが、偏光レンズの宿命とでも言うべき事案で、スマホやタブレットなどの液晶に使われている強化ガラスをサングラス越しに見た時に起こる現象です。
歪んだ強化ガラスをサングラス越しに覗き込むと、歪み部分に色が付いて見づらい場合があるんです。これは体験してみないとなんとも言えませんが、プロショップなどへ行ってご自分で確かめるのが一番かもしれません。
歪んでいない画面でも角度によっては赤っぽく色がついたように見える場合もあり、偏光グラス越しの色評価はせず、サングラスを外した状態で動画などの色を見るようにしてください。
実際に使っているタブレットではやはりiPadが優秀ですね。
特にWifi+CellularのGPSが付いたSIMフリーはAppleStoreからの購入がおすすめです。他のショップだとキャリア契約を求められたりするので。。。
なぜCellularモデルかというと、WifiのみのモデルだとGPSが付いていないので位置情報が取得できないのと、外付けGPSもあるのですが、外付けGPS(18,000円前後)+iPadのWifiモデルだとCellularモデルと価格が変わらなくなってしまいます。
楽天やヤフーショッピングでは中古の取り扱いしかありませんね。
歪みの少ないガラスレンズでクリアな視界を確保
ネットを見ていると「偏光サングラスが良いよ!」などの書き込みをよく目にしますが、大事な眼を守るのに低価格のサングラスはおすすめできません。その理由はレンズの素材にあるのですが、基本的にガラスレンズには歪みが存在しないんです。
メーカー製ではない場合(カスタム・レンズ交換)には、しっかりとした方にセットアップしてもらわないとガラスレンズでも歪む場合があります。
低価格なサングラスをすすめない理由はレンズの素材にある
価格が高めのレンズ | ガラス ポリウレタン |
価格が中間なレンズ | CR39 ポリカーボネート ウレタン |
価格が低めのレンズ | トリアセテート(アセテート) アクリル ポリアミド |
レンズの素材に関してはこちらのサイトで詳しく解説があるので、興味のある方は見てみてください。
参考サイト:乾レンズのレンズカタログ
参考サイトを見るとわかるのですが、低価格のサングラスの素材はアクリルが多く歪みが酷いです。ポリカーボネートレンズも同じように歪んでしまいます。
参考ページ:レンズ素材別の歪み測定
この中で価格が安めで優秀な素材はCR39で、最高品質のレンズがガラスレンズとなっているのがわかるかと思います。
ガラスレンズのメリットは歪みが無い唯一のレンズってこと
ガラスのレンズは重いです。しかし、そのデメリットを補っても余りあるほどのメリットが、歪みの一切ないレンズはガラスレンズだけってことなんです。
ただ、レンズを削りフレームに入れるのが下手くそなメーカーのものは歪みますw
TALEXレンズを使っているサングラスメーカー
TALEXレンズは全国のTALEX PROSHOPでの購入をおすすめしています。
高コントラストなクロマックスレンズもおすすめしたい
クロマックスレンズとは、B&L社(ボシュロム)が開発し世に送り出した傑作レンズのひとつです。クロマックスレンズの凄い所は、赤・緑・黄色の波長を際だたせるため、高コントラストな景色を見ることが出来ます。
これは使った方にしか分からないのことですが、一瞬自分の眼を疑いたくなるほどに色が浮き上がって見えます。
有名なのが、RayBanがボシュロム時代に世に送り出したドライビング用サングラスのB-20 METAL CHROMAXです。しかし、このモデルは現在廃盤で入手方法はヤフオク等しかありませんが、このクロマックスレンズを再現したメガネ屋さんがあり、いずれ手に入れたいサングラスのひとつです。
興味がある方は下記のページを見て、チャレンジしてみてください。
こちらのメガネ屋さんは、お気に入りにフレームにTALEXレンズのインストールもしてくれるようなので、お気に入りサングラスを偏光サングラスにすることだって可能です。
こちらは店長ブログになっています。
日本メガネに行く際にはメール予約をしてから伺うことをおすすめします。
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