ふとネットを見ていたら、MAVICかと思い検索してみたところ、GDUというメーカー製のドローンだったようで、先のInterDrone 2017で展示されていたこれから発売するドローンだったようです。
MAVICインスパイアなドローンはGDU O2とO2 Plusがある
MAVICと同じくたためば手のひらより少し大きい程度で、スペック的にもMAVICを意識していることは間違いありません。正直最初に見たときはMAVICかとおもいましたからねw
GDU O2のカメラ性能
カメラは4K対応で30fps(MAVICは24fps)の動画撮影を行うことが可能となっています。3軸のジンバルを備え、4K動画を撮影できてこれほどコンパクトになるのは、DJI MAVICproとGDU O2しかありません。
ただ残念なのが、現状はISOもシャッタースピードもオートしかできないようで、カメラ性能ではMAVICに軍配があがります。f値固定なのは性能的に同じですね。
トータルでのシステムで完成している
GDU O2の注目するべき部分は収納するためのアイデアで、本体をたたんだ状態で、プロポと一体化することで、バッグから取り出して分割すれば飛行準備は整います。
プロポもスマホを挟み込むことで、MAVICのようにコンパクトなコントローラーとなっています。やはりコンパクトで可搬性を考えたドローンでは、この形状が今後のモデルとなりそうです。
プロポはまるでSwitch?
なんだかどこかで見たような形状ですが、MAVICのプロポと違い真ん中に挟み込むことで、操作部分と液晶の位置が近いので、視認性はこちらのほうが良さそうですが、iPad miniなどを挟むときにはMAVICスタイルのほうが良いかもしれませんね。
個人的には次世代機に期待したい
たしかにコンパクトで、どこへでも持ち込んでの空撮ができるのは魅力的ですが、写真を趣味にしていることもあり、カメラ性能に少々不満があるんです。やはりf値固定だと満足に動画を撮影できないし、ましてやISOやシャッタースピードもおまかせではどうにもなりません。
MAVICの良い点は、少なくともISOやシャッタースピードをマニュアルで撮影できるところではないでしょうか。及第点としてはf値が固定なので、絞りの変更もできればなお良かったのかもしれません。というか、カメラが好きで写真を撮影している方にとっては許せない部分でもあるわけです。
コンシューマー機で画質を求めるならPhantom4一択
Phantom4の2000万画素カメラから考えると、センサーサイズも撮影機能も勝てる部分がありません。
しかし、Phantomだと持ち運ぶときに大きいから、山の上からの撮影だと持っていくことを考えるだけで疲れちゃいますよね。やはりMAVICのようなコンパクトな機種と、Phantomのように画質がいいドローンの両方を持っているのが最高なのかもしれません。
Phantom4 Pro/Advancedの違いは安全性とアノ機能?
GDU O2の購入は技適マークの確認をしてから
amazonやsurehobbyにて販売はされているようですが、日本の技適マークが付いているか怪しいものです。機会があったら問い合わせてみたいと思いますが、おそらく付いていないと思いますので、購入自体はおすすめできません。
ではなぜこのページを作ったか?といいますと、こういったドローンメーカーもあるんだということをお伝えしたかったんです。
Mavic Airの登場でGDU O2を選ぶ理由は無くなった!
折りたたみ式の本格的なドローンはGDU O2以前にはMavic Proしかありませんでした。しかし、現在では同じDJIから最もコンパクトなMavic Airが登場したので、GDU O2の魅力は一気に下がりました。
今後このクラスのドローンはMavic Airが牽引していくことでしょう。
しかし、DJI一色なドローン業界も健全とは言えないので、今後もこういったドローンの登場を期待したいところです。
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