メーカー製のパソコンとBTOパソコン動画編集用に買うならどっち?

パソコンのことをあまり知らない方が購入時に迷うのが、「メーカー製とパソコンショップのBTOってやつのどっちが良いんだろう。」ということ。僕はパソコン自作歴がかれこれ15年くらいなので、自作以外は考えていません。

「どちらのパソコンがおすすめか?」

と問われたら迷わず「BTOパソコンに決まってるじゃん!」と答えます。

理由はいろいろあるんで、僕が感じていることなんかも合わせて書いていこうと思います。パソコン購入で迷っている方のさんこうになればいいんですが…

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メーカー製パソコンとショップBTOパソコンの大きな違い

メーカー製とBTOパソコンには決定的に違うところがあります。メーカー製と一言でいっても様々なメーカーがあるから、ここではわかりやすいNECやSONYのパソコンとして考えてください。

念の為パソコンを購入するときの選択肢としてどんな購入形態があるかも書いておきます。下にいくほど難易度が高くなってい。

パソコンを買うときの選択肢
  • メーカー製のパソコン
  • BTOパソコン(ショップオリジナルを含む)
  • フルカスタマイズパソコン
  • フルカスタマイズ自作キット
  • パーツを別々に購入して自作

メーカー製のパソコン以外は市販パーツの組み合わせになっていますが、自作する場合にはマザーボードとRAMメモリの相性もあるので、特に注意が必要。

 メーカー製BTO
自由度無し有り
カスタマイズメモリやHDDくらいほぼ全てのパーツ
OS以外のソフトメーカーオリジナルを含めてたくさん入っているセキュリティソフトくらいしか入っていない
パーツ交換機械に詳しくないと出来ない少し知識があれば可能
価格スペックの割に高価価格帯を選べるから予算に合わせられる

ざっくりとわかりやすく書いたつもりです。大まかに書くと表のようになり、BTOのほうがマーカー製と比べ柔軟な構成なのがわかるかと。僕がメーカー製を嫌う大きな理由は、規格化されていないパソコンケースと不要なソフトが沢山入っているところ。メーカーはソフトをバンドルすることで、パソコン自体の価格を高めに設定しているから、使わないソフトを別途購入しているのと同じことになっている。

メーカー製はあとからパーツ交換しようと思っても、SSDですらオリジナルで設置してあるから、機械によほど詳しくないと交換すらできないようになっていたりする。交換可能なのがRAMメモリという板状のパーツしかないパターンが多いですね。

よほど心配性なかた以外にはすすめずらいのがメーカー製のパソコンですね。

海外メーカーのゲーミングモデルならBTOと同じ

メーカー製の中でもASUS(エイスース)やHP(ヒューレット・パッカード)、DELL(デル)などのメーカー製で、一部の機種であれば拡張性も高くBTOの次に初心者さんにもおすすめできるモデルがあります。

というか、基本はBTOパソコンと一緒です。

  • ゲーミングPC
  • ワークステーション

上記のような名称で売られていることが多く、最初に購入する動画編集用デスクトップ製品としては合格点があげられるかと。やはり動画編集をする以上は、グラフィックボードが必須(無くても動くがストレス溜まる)で2021年現在なら、最低でもGTX 3060 ti以上のグラフィックボード搭載モデルがいいでしょうね。

実際にはGTX 1660 tiとCor i5に16GBメモリがあればフルHD動画なら編集できる。

4K動画編集をしたいならRTX 3070以上で、Cor i9に64GBのメモリが欲しいところ。

ASUSやHPのパソコンはSONYなどと比べると安いですが、それでもショップオリジナルのクリエイターパソコンとくらべたらコスパは悪くなっちゃいますね。

BTOは購入時のカスタマイズも豊富

BTOパソコンはショップが相性やバランスを見て中のパーツを決めているから、保証も付けられるしなんと言ってもカスタマイズして購入でいるのが大きい。

そのぶん価格は上がるけど『もうちょっとこのパーツにお金かけたい…』なんて場合は、メーカー製だと出来ない場合がありますからね。

特に電源容量をアップしたり静音PCにしたりといったカスタマイズは、メーカー製には無い魅力だと思います。

それでもCPUを選んだりはモデルで選択するしかないけど、すべて自分で決めたいなら、フルカスタマイズPCか自作パソコンを組む以外に無いですからね。CPUクーラーやケースファンの変更で静音PCを作りやすいのも、自作が怖いときには嬉しいカスタマイズなんですよね。(僕は自作派です。)

フルカスタマイズといえば、ネット専門販売で価格を抑え込んだ『サイコム』などもおすすめです。

まとめ

結局なにがいいたいかと言うと、動画編集するのにメーカー製のパソコンは不利ということ。できなくは無いけどストレスマッハでしょうね。それでもBTOパソコンが怖いなら海外メーカーのゲーミングモデルなんかがいいと思いますよ。

動画編集するのに僕が一番オススメしないのが、国産メーカーのノートパソコンですね。

実際ノートパソコンを買って持ち歩いてる方をあまり見ないのも、理由のひとつだったりしますがねw

動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン

おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。

マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ

DAIV Z9

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPU:インテル® Core™ i7-10700
  • GPU:GeForce RTX™ 3070™
  • メモリ:32GB
  • 電源:800W 【80PLUS® TITANIUM】

DAIV Z9はクリエイター向けのシリーズで、動画編集や写真現像に適したモデルとなっています。 ご紹介しているのはコスパに優れたモデルで、この構成をカスタマイズすれば良い感じに動画編集用に仕上がります。最新のRTX 30シリーズGPUでクリエイティブがはかどりますよ!マウスコンピュータで探す

パソコン工房のクリエイター向けモデル

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  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • インテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックス GeForce® 2080 Ti
  • メモリ32GB(16GB×2)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

パソコン工房のSENSE-R041-i9K-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]はCAD向けのBTOパソコンですが、スペック的には動画編集で満足の行くPCとなっている。価格も税込み30万円なので、グラボが最上級のわりには価格が控えめなのが嬉しいポイント。さらにメモリを増設し64GBにすれば、動画編集において不満点はほぼ無いかと。

パソコン工房で探してみる

 

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