昨年発表されたTILTA Nucleus Nanoですが、公式サイトでバックオーダーなのになぜか手元にあります。
今年になって配送されたんですが、品質が高いわりにプレオーダー時点で購入できたから、なんと25,000円台での購入でした。
今回は、ビデオ機材のメーカーTILTAの新しいフォローフォーカス「Nucleus Nano」のテストをしていきたいと思います。
開封時点での印象などは下記ページをごらんになってください。
少し使ってみたのでNucleus Nanoをレビューしてみる
Nucleus Nanoが到着してからまだ1ヶ月ていどですが、使用感や無線の送信距離、操作の遅延などもテストしたので、かんたんなレビューをしていきます。
率直な感想としてはただ一言、「最高」です。
他のワイヤレスフォローフォーカスを使ったことはないんですけどねw
Nucleus Nanoの電波到達距離
はじめに気になったのが無線の規格で、TILTA公式サイトでスペックを見ても書いていないんですよね。
一般的な無線機器はBluetoothで動くことが多いので、僕の予想では20mが限界だと思ってた。しかし、嬉しい方向で誤算がありました!
なんとNucleus Nanoの電波到達距離は40mでも普通に動いてしまった…
今回のテストはYoutubeにアップしているので、動画で見てもらったほうがわかりやすいかと。百聞は一見にしかずですよ!
見ていただくとわかるんですけど、40mも離れているのにほぼ遅延が感じられない。まさかこんなに届くなんて思ってもいませんでした。
今回の送信距離テストでは、見通しの良い場所でテストしました。自宅でテストした時には、約10mで木造住宅の壁を2枚挟んだ状態でも動いていたので、何mまでイケるのか時間があるときにでも再テストしてみたいですね。
Nucleus Nanoの動作遅延テスト
電波の到達距離がわかったところで気になるのが、操作した時のラグがどの程度あるのか。
電波送受信距離のテストをした時に、一緒に遅延テストもしています。
テストした結果は、操作開始からモーター駆動の開始までが約0.1秒間でした。これぐらいの遅延であれば、ほぼ狙った通りのフォーカスコントロールが出来ますね。
フォーカスホイールを素早く動かすと、ギアモーターの動きが遅れているように見えますが、モーターの回転スピードのMAXが決まっているようなんです。早く回しても一定以上の速度は出ないようになっている。
プレオーダー時点では$229だったので、日本円で約25,000円だった。この価格でこれだけの性能は正直安すぎるかな?と…
ワイヤレスフォローフォーカスで迷っているなら、TILTA Nucleus Nanoでいいんじゃないかな?
他にも評価の高いものがありますが、Nuceus Nanoの倍はしますからねw
番外編:iPhoneと混戦したチャンネル
今回後悔したYoutubeの撮影時に、iPhoneと混戦して動きがおかしくなったんです。混戦したチャンネルは01で、02に変えたところ正常に動くようになりました。
もしもiPhoneを近づけて撮影する場合(Zhiyun Craneなどトラッキングなどを使用する場合)は、チャンネル01だと混線する可能性があるので注意してください。
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