raw現像に適したパソコンスペックは?そこそこスペックでも使えるのが写真現像用PCだったりする

新しいパソコンを買うときは現在使っているソフトが、快適に動くかが一番のなやみどころですよね?僕はフォトショップやプレミアプロなどのAdobe製ソフトをよく使うので、一昔前のハイエンドクラスのPCを使っています。(グラボは中古ですが…)僕は動画編集もするのでハイスペマシンですけど、写真現像だけしかしないのならスペック的に贅沢しなくてもなんとかなります。

このページではどういったスペックのパソコンを買えば快適にraw現像ができるのか?といったところに焦点をあて解説していきます。

マウスコンピューター/G-Tune

raw現像を快適にこなすパソコンのスペック

スペック的には動画編集PCほどの性能はいらないけど、最近の現像ソフトのグラボ依存を考えるとiGPU(CPU統合GPU)ではなく、dGPU(別に取り付ける単体GPU、グラフィックボード)が搭載されたモデルを選択したほうが後悔はないと思う。また、ソフトの機能によってはCPUのシングルスレッド処理(複数コアのCPUの中の1コアのみの能力)がまだあるから、クロック数にも注目したい。

具体的にはCore i7 9700やRyzen 3700Xなどの比較的処理能力の高いCPUに、dGPUとして内蔵グラフィックボードを搭載したモデルがいいと思う。動画をやらないならGTX 1660やRadeon RX5700といった比較的手に入れやすいグラボでも問題なく現像できる。

パーツにこだわりだすと青天井になり、カメラやレンズといった撮影するための道具にお金をかけられなくなるから、そこそこのスペックが落とし所になる。性能と価格で考えるとコスパが高いのはデスクトップですが、先日お借りしたノートPCの使用感から考えると、パソコンを置くスペースがないならノートPCでも十分な性能はあると断言できます。

現像に必要なのはCPUとRAMメモリ

写真を現像するパソコンで特に重要なのがCPUとRAMメモリ。

一般的なパソコンに搭載できるRAMメモリは、デスクトップで64GB、ノートPCで32GBが最大容量と思ってもらって問題ない。マザーボードの対応しだいだけど、ハイエンドクラスのマザーボードであれば、RAMメモリ128GB積める商品もあるから、どうしても高性能なPCが欲しい場合はパーツ単位で選択することになる。

RAMメモリは多ければおおいほど快適度が上がるから、お金を出してでも高性能がいいモデルを求めている場合は、パソコンに使われているマザーボードにも注目してほしい。OSも関わってくるけど、Windows 10 Homeで最大容量128GBなので、Win10を選べば問題ない。

128GBメモリ搭載できるのは、X299などのチップセットが使われているBTOパソコンを探すか自作しかない。

実はGPU(グラフィックボード)も使われている

上の方で少し話題に触れてますが、最近のソフトではグラフィックボードを使い演算処理するものが増えている。以前であればCPUしか使われていないような処理にもGPUが使われはじめているから、PCを新調する予定があるならdGPU搭載PCを選ぶようにしよう。

Adobeのソフトに限って言えば、フォトショップやライトルームなどはGPUアクセラレータによって高速化されるから、快適に作業したい場合はGPU搭載モデルを選ぼう。

快適な作業をするには保存場所にも気を使いたい

見落としがちなのがストレージ(HDDなどの保存領域)だったりする。ストレージドライブは規格化されていて、下に紹介している4種類が現在の主流となっている。昔はIDE接続もあったけど、いまのマザーボードは対応していないから考えなくていい。

  • HDD(ハードディスクドライブ)
  • SSD(ソリッドステートドライブ)
  • SATA接続のM.2 SSD
  • NVMe接続のM.2 SSD

下にいくほど速度が早く、M.2規格のSSDはサイズが小さいのもあり、ノートパソコンに多く搭載されている。高級機にはNVMeのM.2 SSDが搭載されていて、SATA接続のものにくらべ倍以上の速度が出てたりする。高解像度のカメラだと4000万画素にもなるから、rawやjpgのデータ量も多くなりがち。

jpgなら大きなデータでも15MBくらいだけど、高画素機のα7RⅣともなると6100万画素でrawファイルのサイズは120MBにもなる。たくさん写真を撮影しフォルダに保存した場合などは、遅いハードディスクだとサムネイルの表示も遅くなってしまう。

それがSSDとなるとサムネイルの表示も早くなってくる。

ストレージ速度はパソコン全体の速度にも影響してしまうから、システムドライブや作業ドライブは高速なものを選びたい。贅沢を言えばNVMe M.2 SSDを使いたいところ。大切な写真を保存するのはHDDでもいいけど、外付けなどではなくNASのファイルサーバーを使いたいところ。ファイルサーバーについては次項で説明していきます。

大事な写真データの保存場所

写真などのデータをパソコンのハードディスクなどに保存しておくのは危ないって知ってますか?

ネガフィルムと違い物理的に存在しているわけじゃなくて、データとしてしか存在していないっていうのを考えておかないと、パソコンが壊れたときに悲しい思いをするかも。こういったケースではパソコンメーカーは対応してくれなくて、専門のサルベージ会社に高いお金を払ってデータを救出してもらうことも…

写真データのバックアップ先は複数確保しておくのがいちばん。

  • amazonフォトやGoogleフォト
  • DropboxやOneDrive、iCloudなどのクラウドサービス
  • 自宅のNASサーバー

僕がおすすめしたいのは、amazonフォト+NASサーバーですかね?自宅でもバックアップを2重にしておくのが一番ですが、大切なのはバックアップ先のどれかがダメになっても、他のバックアップが使えるフェールセーフティーな考えだと思う。amazonフォトはプライムサービスに加入していれば使えるし、自宅にNASでファイルサーバーを設置すれば、ランニングコストは電気代くらいなもの。

理想的なのは自宅サーバーをふたつにして、自動バックアップが取れる冗長性をもたせたシステムだったりする。

カラーマネジメントディスプレイって知ってる?

動画編集するのにマスモニ(マスターモニター)があるように、写真現像するのに欲しくなってくるのが、「カラーマネジメント用のモニター」です。

コメント⇒マスモニもカラマネモニタも絶対に必要なわけじゃなく、あれば色合わせが楽になるということ。

カラマネモニタといっても万能ではないし、普通のモニタにくらべ高いから、中古も視野にいれて考えておきたい。とうのも、カラマネモニタだけでは色合わせができないから(できる機種もあるけど高額)、アイワンモニターなどの予算を残しておく必要もある。

カラマネモニタを使う目的

カラーマネジメントモニタを使う目的とは、最終出力結果にモニタの色を合わせるということ。

  • プリント結果に色を合わせる
  • web標準カラーに合わせる
  • フォトフレームに合わせる

上記のように最終的に「写真を見る媒体に作業用モニタの色を合わせ、正確な色を出せるように設定する」のがカラマネモニタの運用法。

必要になってくるのが…

  • カラーマネジメントモニタ
  • アイワンディスプレイ
  • 色評価用照明器具(演色性の高い傾向等など)
  • モニタカバー

カラマネモニタと最終出力を色合わせするんですが、正しい色を表示するのに演色性の高い照明器具を使い、正しい色を見るためにモニタには遮光カバーを取り付ける。ざっとみただけでもお金がかかるのがわかりますよね?

最初に必ず必要になるわけではないと書いたのは、色を正しく表示するのは大切だけど、モニタはそこそこにして快適なちょうどいいパソコンを購入し快適な作業環境を作るほうが大切だとぼくは思うからです。無理して背伸びするよりも

動画編集を楽にするおすすめのデスクトップパソコン

おすすめなパソコンはデスクトップですが、BTOショップはノートPCも販売しているから、どうしても持ち運びしたいならノートを選ぶのもあり。しかし、デスクトップで30万円前後のPCと同等のものを探すなら、ノートPCだと50万円くらいは覚悟したいところ。

マウスコンピュータのクリエイター向け「DAIV」シリーズ

マウスコンピューター/G-Tune

DAIV-DGZ530H4-M2S5

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPUインテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックスGeForce® RTX 2060 SUPER™
  • メモリ16GB PC4-19200(カスタマイズで32GB以上にスペックアップするのがおすすめ)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

DAIV-DGZ530 iconはクリエイター向けのシリーズで、動画編集や写真現像に適したモデルとなっています。 ご紹介しているのは、中でもコスパに優れたモデルで、この構成をカスタマイズすれば良い感じに動画編集用に仕上がります。 カスタマイズ箇所としては、やはりメモリの増設ですね。 最低でも32GB積んでおけば快適な動画編集環境を手に入れることができますよ! マウスコンピュータで見てみる

ドスパラのクリエイター向けPCのraytrek

  • OSWindows 10 Home 64ビット
  • CPUインテル® Core i7-8700
  • グラフィックスGeForce GTX1050 Ti
  • メモリ16GB DDR4 SDRAM
  • 電源500W 【80PLUS® BRONZE】

ドスパラのraytrekのおすすめポイントは、僕とほぼ同じ構成でも価格が控えめなところ。 CPUの性能も良く、グラボも1050tiなので最低限の編集は快適におこなえます。僕が確認した次点では、240GBのSSDが無料プレゼントになっていたので、WindowsをSSDに入れて素材をHDDにいれれば動画編集にもってこいのパソコンになりますよ! このスペックで物足りなくても、Core i9搭載のパソコンも選べるから、1回は見ておくべきだと思います。 ドスパラでパぞコンを探す

パソコン工房のクリエイター向けモデル

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • インテル® Core™ i9-9900K
  • グラフィックス GeForce® 2080 Ti
  • メモリ32GB(16GB×2)
  • 電源700W 【80PLUS® BRONZE】

パソコン工房のSENSE-R041-i9K-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]はCAD向けのBTOパソコンですが、スペック的には動画編集で満足の行くPCとなっている。価格も税込み30万円なので、グラボが最上級のわりには価格が控えめなのが嬉しいポイント。さらにメモリを増設し64GBにすれば、動画編集において不満点はほぼ無いかと。

パソコン工房で探してみる

 

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