グラフィックボードて高いんですよね。4k動画でカラグレやエフェクトを多用する場合には、10万円以上するものを選択しないと作業自体が進まなくなる。動画編集を気持ちよくやろうと思ったときに、パソコンのパーツで何が重要かというと、RAMメモリとグラフィックボードなのはわかると思う。
僕はいままでGTX1050tiというコンシューマー向けグラボを使っていたけど、仮想通貨のマイニングが下火になったから、今回奮発してGTX1080というハイエンドグラボの購入に踏み切りました。清水の舞台から飛び降りた風に書いてるけど、実際には中古グラボの購入だからちょっと大げさに聞こえるかもw
僕がなぜ中古で買ったのか。どこで探して購入したのか。GTX1050tiからGTX1080にした場合ベンチマークや体感で、どの程度動画編集に影響するのかなどもお伝えできたらなと思い書いていきます。
グラフィックボードは中古のハイエンドという選択肢もある
今現在使っているパソコンは仮想通貨のマイニング全盛期に購入したものだから、RAMメモリやグラフィックボードが高騰していた時に自作したもの。CPUやマザーボード、HDDなどには影響が少なかったけど、メモリ関連のパーツは倍近い価格になっていた。
ただでさえ高いグラボを高い時に購入するのはバカらしい。仮想通貨のマイニング需要が落ちたいまとなっては、古い世代のGTX10シリーズの中古が考えられないような値段で売られている。
例として上げておくと、僕が今回購入したGTX1080は新品でも購入できるもので、新品価格は12万円以上している。そのグラボが中古になるだけで3万円強で買えちゃうんだから、中古を狙わない手はないと思ってたりする。
無理して予算を割くよりも、ちゅうこも視野に入れ考えておくのもいいかもしれない。というか、僕は中古を買いました。
GTX 10シリーズの中古グラボ購入で気をつけておきたいところ
気をつけると言ってもショップに聞くくらいしかできないけど、一昨年あたりに流行った仮想通貨のマニングに使われてたグラボは避けたいところ。マイニングはグラフィックボードの演算処理を利用して掘られていたから、中古市場にもマイニングPCをバラしたパーツが出品されている。
どうやって見分けるのか?
注意点としては、マイニングPCは裸で使われていることが多く、グラボに埃などが付着し極端に使用感があるものは避けるのが懸命。じゃんぱらやドスパラでは画像なんかも載せているから、注意深く観察して購入したいもの。
清掃されていることもあるだろうけど、ショップのコメントなどを注意深く見ていくしかない。それでもマイニンググラボを掴む可能性はあるから、そういった場合はあきらメロンとしか言いようがないのが中古パーツの悲しいところ…それでも僕がこんかい買ったGTX1080は新品価格の1/4とかだから、多少のリスクはしょうがないと思ってる。早く壊れたら泣くしかないw
とにかくキレイそうなGPUを探すしかない!
ハイエンドグラボはPCケースによっては入らない
以前使っていたGTX1050tiのようなローエンド製品であれば、だいたいのケースに入るはず。僕が使っているようなフルタワーケースなら間違いなく入るけど、コンパクトPCや省スペースタイプのケースなんかだと、フルサイズなグラボは間違いなく入らないと思ってほしい。(入るケースももちろんある。)
BTOパソコンの中でもミドルタワーケースを採用しているような、クリエイター向けやハイエンドゲーミングPCなんかじゃないとキツイはず。
もし購入するなら、グラボを入れるPCIeのスロット部分の寸法を測ってからの購入じゃないと残念な結果に終わる可能性がある。PCケースを一度も開けたことがないなら、とにかく開けてみて中がどうなっているのか見てみるといいかも。
クリエイター向けやゲーミングPCを持っていないなら、予算に合せて本体を購入してから考えたほうがいいかも。4K動画編集をしたいなら、予算は最低でも30万円くらいは確保しておきたいところだけど…4K編集にこだわらなければ20万円前後のBTOパソコンでも十分早いから、そういったものを購入しあとからパーツでカスタマイズするのもあり。
ハイエンドグラボを使いたいなら、PCケースにも気を使わないとね!
電源によっては使えないグラボもある
グラフィックボードはCPU以上に電気を食うパーツなんですよ。いってしまえば小さいパソコンが入っているようなものだから、安い電源やワット数の少ない電源は要注意だったりする。とはいえ、ハイエンドクラスのBTOパソコンの電源は余裕があるから、注意するのは自作しようとしてるひとかな?
電源の容量に関しては諸説あるけど、だいたい600w以上あれば普通は問題ない。ギリギリを攻めるにしても550w確保してあればなんとかなるでしょうね。僕の使っているパソコンの電源は、550wの80ゴールドという電源で、ギリギリGTX1080が使えるかどうかの容量だったりする。(電源ユニットにはよくない容量)
最近のグラボは省電力化が進んでいるが、じっさい850Wくらいの電源で安心を買いたい。
GTX1050ti vs GTX1080
ローエンドとハイエンドを比較しているところも少ないでしょうから、どれだけスペックアップするのか僕自身も興味があったので、ベンチマークソフトで比較してみました。比較に使ったのは総合ベンチマークソフトのPCMARK 10で、使用したのは無料で利用できるBasic Editionです。
ベンチマークした際のスペックは以下の通り
- CPU:intel Core i7 8700K
- RAMメモリ:48GB
- マザーボード:ASUS PRIME Z370-A
- 電源:550W 80+G P
- OS:Windows 10 64bit
この構成でGTX1050tiとGTX1080で比較しました。
GTX1050tiの結果
総合評価が5732でVideo Editing Score(動画編集の点数)が5411でした。
GTX1080の測定結果
こちらがGTX1080の測定結果ですが、総合評価が6600まで上がりVideo Editing Scoreも6269まで上がりました。実際に軽く編集もしてみたけど、GTX1050tiのときには少しカラグレしただけでもプレビューがコマ落ちしてたけど、GTX1080にしたらガッツリと色味をいじってもプレビューがカクつくことはなかった。
FullHDであればメモリを16GB積んだGTX1050tiでも余裕があったけど、やはり4K動画編集するならハイエンドクラスのグラフィックボードがほしいところ。動画編集用パソコンでもっとも作業時間が長いのが編集作業だから、快適に作業したいならRAMメモリとグラボを性能の良いものを選んでおきたい。
中古パーツの購入におすすめなPCパーツショップ
中古パーツショップはいろんなショップがあるけど、東京に住んでるなら秋葉原に行けばいいと思う。現物を目で見て汚れ具合なども確認できるし、店員さんにおすすめ聞けるし。僕は地方住みだから主にネットで探してます。
実際に探すときにはヤフオクやメルカリも見てたけど、結局BTOパソコンも扱っているネットショップで購入をけってい。じゃんぱらで買ったけど比較したショップの特徴なんかも書いておく。
品数豊富なパソコン工房
パソコン工房の特徴は品数の多さと探しやすさですかね。実際に見てみるとわかるけど、そこそこ安い価格で種類が多いから、パーツメーカーなんかにこだわって買いたいならパソコン工房が1番おすすめかも。BTOメーカーでもあるから探しているうちに新しいパソコンが欲しくなるのがネックかもw
価格はじゃんぱらと同じか少し高い程度だから、どちらで買っても問題ないかと。
今回中古グラボを探したのがなので、パソコン工房の中古PCパーツコーナー を一度覗いてみてください。ホームページで探しづらかったらリンクをたどってくださいな。
価格が控えめなじゃんぱら
じゃんぱらはパソコンやスマホ、オーディオなどを扱う中古ショップです。もちろん中古保証もあるけど、相性問題に関しては商品価格の90%保証で返金対応になっている。基本的に相性問題は無い派な僕だけど、やはり「取り付けたパーツが原因で動かないかも…」という不安はつきまといますね。
初期不良か相性問題かわからない場合には、買ったショップに相談する必要があるから、もし引き当てた場合にはちょっとめんどうかも。
他のショップにくらべ探しやすいのと、中古グラボの価格が安めというのがおすすめ理由だけど、パソコン自作派で慣れているひとじゃないと強くおすすめはできないかも。他にも注文してから配送までやショップサイトの使い勝手の面でも使いづらい部分があったりもする。気軽に買いたいならパソコン工房のほうが使いやすいサイトだと思う。
その他中古を扱うネットショップ
僕がグラボを探す中で一応見ているのが下記ふたつのネットショップ。ソフマップとパソコン工房は先に紹介したショップにくらべ、探しやすさも負けてるし価格ももう少しがんばっていただきたい感じだったりする。
どうしてもこだわりのメーカーが無い場合に探しに行く程度でいいと思う。
まとめ
今回買ったじゃんぱらの配送は佐川急便さんだったから、委託のおじさんが配達早くてありがたいんですよね。じっさい新品で12万円以上するグラボが3万円強で変えたんだから、中古市場はほんとにありがたい。
GTX1080はちょっと古いイメージあるけど、性能てきにはRTX2070superと同等だから、まだじゅうぶん現役で使えるグラボなんですよね。中古を毛嫌いするひともいるけど、3万円台でGTX1080同等のグラボは買えないですからね!
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