わが家では子ども用にポケットwifiを使っているんですが、通信費としてどうしても高いなと感じることが多く、現在使っているものと比較できるように楽天モバイルを契約してみた。
結論からすると、違約金を払ってUQ Wimaxを解約しても、楽天モバイルに乗り換えたほうが損しないかも?と感じている。
あとは僕が考えている裏技的なことが使えれば、0円運用のポケットwifiで1Mbpsができるのでは?という甘い考えもあったりw
ここまで読んで気になるなら、このさきで詳しくしているので読んで欲しい。
楽天モバイルがRakuten mobileになって携帯キャリアになった
以前の楽天モバイルは、MVNOという他社の回線を借り運営していました。
現在はドコモやau、ソフトバンクと並び携帯キャリアとなり、自社のアンテナを建て運営することになった。まだ楽天の電波圏内の地域は少ないが、2021年8月には人工カバー率96%になる予定で、全国で利用できるようになる。
楽天モバイルプランとRakuten UN-LIMITは別物で、Rakuten UN-LIMITが携帯キャリアとしての楽天回線を利用できるプランとなっている。
MVNOは他社の回線を利用しているため、近所に同じ回線を利用している人がいると速度がでないこともある。しかし、Rakuten UN-LIMITプランの場合はMNOとなり、楽天自社の回線のため通信速度が安定していることが想定される。
回線速度などは今後使ってみてから再レビューしてみたい。
UQ Wimaxから節約するためにRakuten mobileを契約した
現在UQ WimaxをポケットWifiとして契約しています。これはRakuten mobileと契約がかぶっている状態。
なぜ切り替えようかと考えたか。
月額料金の差
ひとつにUQ Wimaxの利用料が月額4,500円くらいあり、Rakuten mobileの2,980円と比較した場合にお得になるということ。もちろんRakuten mobileもUQ Wimaxと同じように、データ通信が無制限なので、条件的には変わらない。
繋がりやすさの違い
ふたつめに、メインで利用したい場所でUQ Wimaxの電波が悪すぎること。
LTE回線の契約もすればいいんですが、月に7GBまでの制限があるのと、月額1,000円上乗せになってしまうのがデメリット。
電波圏外になってしまうのなら、データ通信無制限でも意味がないので、つながらないWimaxよりも、繋がりやすい携帯回線に移行したいという考えである。
(結果的には電波に関してもRakuten mobileで正解となった。)
利用容量による通信制限の容量も楽天モバイルが有利
UQ WimaxもRakuten UN-LIMITも基本的には容量無制限で使い放題となっている。
ところが、直近の通信容量により通信制限がかかる仕組みとなっていることにも注視したい。
- UQ Wimaxは3日以内に10GBを超える通信で制限がかかる
- Rakuten UN-LIMITは1日のうちに10GBを超える通信で制限がかかる
上記の条件でわかるのは、UQ Wimaxは1日あたりの容量が3.3GB縛りとなり、Rakuten UN-LIMITの10GBの1/3と条件はかなりわるい。
1日中Youtubeを見ると3GBいく可能性はじゅうんにあるため、通信制限のかんてんでも楽天モバイルが優勢となる。
楽天モバイルなら1年無料で使える
ここまでの理由で楽天モバイルを契約しないてはないのですが、ひとつだけUQ Wimaxの解約金のせいで踏み切れませんでした。
ですが、このままUQ Wimaxを契約しつづける金額と、楽天モバイルに乗り換えたときのことを考えると、UQ Wimax1年分のお金で乗り換えられることが判明した。
- UQ Wimaxの1年目では、解約金が約2万円と高額である
- 楽天モバイルでNECのMR05LNが約2万円で購入できる
- UQ Wimaxに現在月額4,500円くらい支払っている
UQ Wimaxを1年使うとだいたい5万円くらいの料金となりますが、楽天モバイルが1年無料で使えるので、新しくポケットWifiを購入しても金額的には変わらないことになる。
2年目からは月額で1,500円ほどの差となるため、年間で1.5万円ほどの金額的なメリットが出てくることになる。
楽天の無料回線キャンペーンも残りが少ないため、無料のうちに契約してしまったという話です。
Rakuten UN-LIMITを新規で契約するのはカンタンだった(楽天会員のため)
楽天モバイルに新規で契約したのですが、注文から手元にSIMカードが届くまで4日ほどと、とてもスピーディーに事がはこんだ。わりと嬉しい誤算であった。
ポケットWifiで使うSIMカードなので、新規契約だけだったのもあるとおもう。
契約に関してはスマホからが楽で、事前に身分証の表面と裏面の写真を撮影しておくだけで問題ない。
写真を撮影したら、楽天モバイルのページから新規契約でプランを選ぶのですが、楽天はワンプランのために、即時プランが決定される。
今回は端末を買わず(以前マイネオで使っていたMR04LNという端末がある)に契約したので、0円で楽天のSIMカードを購入できた。
今回は仮で僕が契約(実験のため)したため、本契約(と書くのもおかしいが)のときには奥さんの名義で契約するため、MR05LNという端末つきで契約することになる。
楽天会員なら、楽天IDでログインするだけで契約まで進めてしまうため、免許証などおの身分証の撮影だけで、特別てまどうこともなくあっさり終わった。
MR04LNだとau回線しか使えないことが発覚
事前に持っていたAterm MR04LNというポケットWifiでは、楽天モバイルの回線に接続できないことが発覚してしまったw(まだ自分では確認していない。)
後継機のMR05LNというポケットWifiの最新ファームウェア(Ver.4.2以降)であればRakuten UN-LIMITに接続できるので、急遽メルカリにて探し購入した。(1,4000円くらい)ほぼ新品が手に入ったので、手動でAPN設定をして楽天モバイルで使うことに。
実はMR04LNがパートナー回線しか使えないことを利用した0円運用の裏技もおもいついてしまった。(裏技についてはのちほど詳しくします。)
MR05LNには末尾に3Bとついた派生モデルなどもあり、Amazonやメルカリで手に入れた機種では、apnリストがないこともある。(僕が購入したものもapnリストがない。)
MR05LNやMR04LNにapnリストがない場合の設定方法
楽天モバイルから購入した端末しかサポートしてくれないので、思いついたことを試したら動いたので、シェアしておきます。
- ホーム画面の設定をタップ
- 設定画面下にスクロールしapn設定をタップ
- 楽天SIMを挿入したスロットを選択
- APN設定を開いたら新規追加をタップ
- APNリストがある場合は表示されるが、リストが無い場合は手動追加を選択
- サービス名に楽天モバイルだとわかるようにユニークな名前をつける(ここに入力するのは任意の文字で問題ない。)
- APN(接続先)に『rakuten.jp』と入力
- 他の項目はなにもいじらずに上部の『登録』をタップ
- 『6.』の項でつけた名称にチェックされていれば完了
やってみて思ったのですが、おそらくMR05LNにはAPNリストに表示されなくても、内部的にはAPN設定が入っていると考えられる。『rakuten.jp』と入力したことで、楽天のAPNが内部で選択され、使えるようになるんだとおもう。
そうじゃないと説明つきませんよねw
同じ方法で『MR04LN』も設定できたので、深く考えず同じように設定してみてください。できたらラッキーくらいの気持ちでお願いしますw
ちなみに『MR05LN』はnano SIMで、『MR04LN』はmicro SIMなので、MR05から抜いたSIMをMR04に挿す場合はスペーサーでSIMサイズを合わせてください。
僕は間違って挿してしまい抜けなくなってしまいましたw
もしもmicro SIMスロット(大きい方)にnano SIMカードを挿して抜けないなら、先端が極細になっているピンセットを使えば救出できますよ!
僕が考えた楽天モバイルを0円運用する最強の裏技
ここまで考えて勘が鋭いかたならわかったとおもいますが、かるく解説しておきます。
- Rakuten UN-LIMITは1GBまで使用料0円という神プランである
- 楽天モバイルの電波がとどかないエリアではパートナー回線に切り替わる
- パートナー回線は『my 楽天モバイル』というアプリで低速モードが使える
- 低速モードでは通信容量のカウントはされない
- ポケットWifiの『MR04LN』は楽天モバイルのキャリア電波が利用不可(要検証)
- 上記のことから楽天の電波を拾えない端末で低速モードにすれば0円で1Mbpsのネット使い放題になる(予定)
カンタンに書くとこんな感じになります。
実際には細かく検証をしないといけないので、実際に速度1Mbpsで0円ポケットWifiが実現するかわかりません。そのあたりは今後検証を続けたいとおもいます。実際には楽天モバイルのRakuten UN-LIMITプランは、ワンプランで電話番号付属のため、ユニバーサル料として3円の料金が発生しますがw
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