動画編集PCを探しているけど、10万円という予算でどんなものが買えるか、パソコンに不慣れだと選ぶのも迷っちゃいますよね。10万円前後で購入できるものだと、SD画質~フルHD画質の編集なら満足のいくパソコンに出会えます。
また、自分でカスタマイズできるから、あとからパーツ交換するのに少しでも予算を抑えたいなんて場合でも、10万円というのは最低ラインだと思う。
正直なところは、動画編集用として考えた場合は、10万円の予算では凜です。
しかし、動画編集をやったことがなく、覚えながらということであれば悪い選択ではないと思う。あまり高価なクリエイター向けを買い、まったく使わなくなるくらいなら、10万円程度の入門機を買いましょう。
低予算の動画編集PCならノートよりデスクトップ
10万円という予算で考えた場合、ノートパソコンでは満足の行く性能は得られない。
動画編集を多少なりとも快適にという思いがあるなら、ノートPCだと予算を15万円は準備しておきたい。予算15万円あれば、セール時期を狙えばCPUにi7でグラフィックにGTX 1650という、ミドルスペックのノートPCを買うことができる。
これがデスクトップPCになると、CPUこそi5やRyzen 5になってしまいますが、10万円前後で買えるゲーミングPCという選択しもある。
なんと10万なのにGTX 1650がついてくるんです。
ノートパソコンで10万といったら、CPU内蔵グラフィックしか入っていない、ミドルスペックビジネスPCといったところでしょうか。同じスペックでもNECなどを選ぶと、とたんに10万では買えなくなってしまう。
10万円のパソコンが動画編集用として最低ラインと冒頭で書いていますが、フルHD画質の動画が編集できるギリギリと考えてください。4Kなんて編集しようものなら、ストレスが溜まってしょうがないです
そもそも、ノート用とデスクトップ用のCPUで、同じCore i5でも性能に差があるんですがね。
ネットならスキマ時間でウィンドウショッピングできる
なるべく安くPCを購入したくて、いろんな機種を見たいけど、店頭だと事務用PCが多くていいものが見つからない。
地方住みだとその傾向がとくに強いと感じます。
実際に僕が住んでいる地域では、パソコンショップなんていうものはなく、ケーズデンキやヤマダ電機のパソコンコーナーくらいしかありません。amazonなどのECサイトで選ぶのもいいけど、そこはパソコン専門のネットショップをおすすめしたい。
ひと昔前ならネットやパソコンに詳しい、アキバ系しか見ることがなかった、ネットのパソコン専門ショップも市民権を得ていて、最近はとても買いやすくなっていると思います。
他にもBTOパソコンを扱うメーカーも増えてきてるから、機種を見比べるにはほんとうにいい時代になりました。
広告などでも目にすることが多いBTOメーカーとしては、『マウスコンピューター』や『Dell』、『HP』などが有名ですね。
「SONYなどのメーカー製はおすすめじゃないの?」
なんて意見も出てきそうですが、メーカー製PCというのは総合性能で優秀でも、なにかに特化したものは苦手なんですよね。
とくに動画編集などのクリエイターPCというのは特殊で、クリエイター向けのPCが得意なショップにしか無く、電気店には置かれていることは無いでしょう。
秋葉原などの専門街に行けばワンチャンあるかもしれませんが。
ウィンドウショッピングするときのおすすめネットBTOショップ
初心者からパソコン先生まで楽しめるBTOショップを紹介しておきます。見ているだけで参考になるので、自分が目指す構成のPCを扱っているショップを探してみるのもいいかも。
ざっくりとあげてみると、この辺のショップを抑えておけば、自分好みのパソコンを探しやすくなると思う。
上記リストはBTOも扱っているし、ドスパラ以降のショップはPCパーツも扱っているから、自分でパーツ交換するときにもお世話になったりする。僕はドスパラで買うことが多いですね。
BTOパソコンならカスタマイズで自分好みに変更できる
メーカー製のPCは最初からすべて仕様が決まっていて、RAMメモリの増設などは自身でやっていく必要があります。
いっぽうBTOパソコンのケースでは、メモリの増設だけではなく、SSDの追加や光学ドライブの追加などもできるようになっている。カスタマイズでいるといっても、ノートPCなどはメモリくらいしかできませんし、デスクトップPCの方も自作PCほどの自由度はありません。
なぜ当サイトでBTOをおすすめしたいのかというと、自作PCほどのカスタム性はなくとも、一般的に店頭で販売されているパーツを組み合わせて作られているから。
メーカー製の場合は、PCケースからオリジナルで、とくにミニタワータイプの場合だと、中の部品を別なものに交換するのも難しくなってきます。メーカー製の場合は、基本的にあとからカスタマイズすることを考えないで作られているということ。
購入後に「グラフィックボードをワンランク高いものに交換したい」「SSDかHDDを追加して容量を増やしたい」こういった場面をよういに想像できるのなら、メーカー製PCよりも圧倒的にBTOがおすすめ。
自作PCと比較すると、BTOパソコンには動かない不安感やパーツ相性問題なども無いですからね。(笑)
10万円の予算で考えるときのポイントは妥協が必要
なんにでも言えることですが、払うお金を抑えようと思ったらどこかに妥協しないと無理です。
値段が高いというのには理由があり、使われているパーツの信頼性や、性能の良いものを使っていたりする。もちろんメーカー製のように中間マージンが高いケースもありますが。(笑)
10万円前後で購入できるPCだと、4K動画編集や重たいゲーム、3Dソフトなど、できるけどストレスが溜まるということ。
他にもRAMメモリのギガ数やOS、GPUのランクなど、妥協できるぶぶんは妥協しないと予算10万円では足らなくなる。
その中でカスタマイズ発注して、CPUを上モデルなどにしようとすると、12万円のPCが15万円くらいになってします。
どこまで妥協できるかですが、CPUにだけはお金をかけておいたほうが、あとで納得できる買い物になるということ。どうしても妥協できないポイントとしては、CPUをCore i7以上で、グラフィックがGTX 1660以上にしておきたい。残念ながら10万円以下で考えている場合は無理ですが。
10万円くらいのおすすめBTOデスクトップPC
10万円くらいといっても消費税が10%なのが難しいとこおで、税込みになると急に高く見えてくるのは勘弁してください。(笑)当サイトの中の人がスペックを比較し、コスパ重視で独断と偏見もりもりで選んでいきます。掲載した中から予算感に合うものを選んでおけば間違いないかとおもいます。
デスクトップPCはノートPCと比べ、低価格でも比較的高いスペックを目指せるため、コスパ重視なら圧倒的にデスクトップPCをおすすめしています。どうしても置き場所の関係でノートPCを使いたい場合には、多少高くても予算を1.5倍くらいは準備しておきたいですね。
ツクモの低価格クリエイターPCのG-GEAR
- インテル® Core™ i7-9700F プロセッサー
- NVIDIA® GeForce® RTX 2060
- 16GB DDR4 SDRAM (Crucial製 PC4-21300、8GBx2)
- 500GB SSD (Crucial MX500シリーズ SATAIII接続 / 6Gbps)
- MSI MPG Z390 GAMING PLUS (ATX)
- ¥129,980(税別)
10万円ちょっとという価格の中で、GTX 1660 Superよりも性能がいいRTX 2060搭載で、CPUもグラフィックのないFモデルで価格を抑えている。ゲーミングモデルではありますが、他社のクリエイター系とくらべてもコスパはいいと思います。SSDも500GBと余裕があるので、外付けドライブや内蔵HDDを別途購入することで、保存場所にもこまりません。
パソコン工房のハイコスパ激選クリエイターPC
- Ryzen 5 3600 AMD B450
- DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) 8GB(4GB×2)
- 480GB Serial-ATA SSD
- 2TB Serial-ATA HDD DVDスーパーマルチ
- Radeon RX 5500 XT 8GB GDDR6
- 103,980 円(税別)
とにかく安くということであれば、パソコン工房の紹介しているモデルはおすすめできます。RAMメモリだけ8GBと心もとないですが、グラボにはVRAM8GBとCPUにはRyzen 5の6コアモデルが搭載されている。カスタマイズでメモリを32GBに増設しても税抜で131,956円と他にはないコスパ重視のモデルになっている。
老舗パーツショップのドスパラPCで快適な動画ライフ
- CPU Core i7-9700K
- グラフィック RX 5700 XT 8GB
- RAMメモリ DDR4 16GB
- NVMe SSD 512GB
- HDD 2TB
- 154,980円(税抜)
raytrek XVRの特徴は、RTX 2070 SuperクラスのGPUを搭載しつつも、価格を15万円くらいでおさえているところ。ストレージもSSDより高速なNVMeがチョイスされ、保存場所の不満も無いじょうたい。CPUもCore i7(第9世代)を採用し、RAMメモリ以外にとくに不満がないのがおすすめポイント。
SEVENのゲーミングPCはメモリ増設で4K動画編集もできる
- Core™i7-9700K プロセッサー
- 16GB DDR4メモリ DDR4-2666
- 500GB SSD m.2/NVMe対応 Intel製
- GeForce ® RTX2070 Super
- 750W 電源ユニット 80Plus Gold認証
- 165,800円(税抜)
CPUやGPUも上位モデルを使い、電源にも余裕のある750wを搭載している。グラフィックにはRTX 2070 Superというハイエンドクラスが採用されているのも嬉しいところ。ドスパラのPCと同じで、RAMメモリさえ増設してしまえば、4K動画編集にも困らないレベルのスペックを持ち合わせている。
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