一眼カメラ用の電動ジンバル本命機のDJI RONIN-Sが予約開始

ドローンで得たジンバルの技術を転用し一眼レフカメラとミラーレスカメラに対応したDJI初の片手持ちスタイルの電動ハンドスタビライザー(3軸電動ジンバル)「RONIN-S」を2018年5月29日に予約販売がスタートしました。販売価格と出荷時期も同時に発表され、DJIストアと認定および正規販売代理店にて先行予約をしています。

出荷スタートは6月下旬の予定となり、価格は税込で92,800円となっています。

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RONIN-Sとは

DJIでは3軸スタビライザーと呼ばれており、高出力のブラシレスモーターを使い業務用のシネマカメラ向けに販売されていたRONINの最も小型なバージョンとなっています。RONIN-Sはデジタル一眼カメラに特化させ、片手持ちできる(両手持ち推奨)3軸スタビライザーとなっています。

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スペック

積載重量 3.6kg
動作速度 75km/h
駆動時間 12時間

対応カメラ

市販のほぼ全ての一眼カメラに対応し、Canon、Nikon、Sony、Panasonic、Hasselbladの大多数のカメラは直接コントロールすることもできます。RONINSに同包されているフォーカスホイールを使ってフォローフォーカスが出来るので、RONIN-Sのグリップでコントロールすることが出来ます。

また、別売りのモーターを追加することで対応カメラでなくとも、フォーカスコントロールをすることが可能になります。最近のジンバルでは定番の機能ですが、DJIのことだから制度の方も完璧なんでしょうね。

コントロール可能なカメラ一覧

傾斜したロール軸で撮影の幅が広がる

2017年頃からロール軸を傾斜させたジンバルが出てきていますが、傾斜させることによりカメラをロール軸よりも高く持ち上げることが出来るようになりました。もちろんRONIN-Sのロール軸も傾斜しており、バランス調整のしやすさからセッティングにかかっていた時間も短縮できるようになりました。

また、カメラ位置が高いのでディスプレイがロール軸に遮られることもなくなり、構図などの確認もしやすくなっています。これからジンバルをはじめるのであれば、ロール軸が傾斜したモデルを購入するべきです。

シューマウントサポートとレンズサポートで万全のブレ対策

特に気に入ったのが別売りオプションで設定のあるトップホットシューブラケットの存在。ティルト軸のモーターに取り付け、カメラのホットシューとつなぐことでブレを大幅に低減できそうです。以前はRONIN-Sの公式ページに記載があったと思いますが、現在は見当たらなくなっていますね。

もう一つ同包されているレンズサポートを使うことで、24-70 f2.8などの大型レンズを使う場合に気になる、カメラのバランスの悪さからくるブレ対策ですね。レンズサポートにレンズを乗せることで、もう一つの支点を作り安定感がまします。

この2つは今後スタビライザーの標準となってきますから、少なくともレンズサポートの有無は確認したいところです。

現在気になっている3つのハンドスタビライザー

そろそろスタビライザーで一眼動画を撮ってみたくて色々調べていますが、気になっているのが3つあります。

  • DJI RONIN-S
  • PILOTFLY Adventure
  • TILTA Gravity G2X

この三種類で迷っていて、ほぼ完璧なのがRONIN-Sなんです。しかし、価格も一番立派なんですよね。ただ、PILOTFLYにかんしては認定専門販売店があり、そちらで購入するとRONIN-Sよりも高いんですよね。

PILOTFLYのメリットとデメリット

デメリットとしてはTILTAと同じく、正規の価格で買おうと思ったら海外オンラインショップで購入しないとならないのと、フォーカスコントロールが無いところ。他にもホットシューサポートの有無も気になってはいます。

メリットは国内に認定販売店があり、遠隔サポート付きで購入できるのでTILTAに比べると安心感がありますね。認定販売店の店主はYoutuberでもあり、スタビライザーの操作も天下一品なので運用面での相談もできそうなのがナイスです。

TILTAのメリットとデメリット

TILTAは日本の専門店がなく購入はオンラインショップに頼るしかありません。機能面やアクセサリーも豊富でビデオ撮影をするのに不便は感じないでしょう。

ただ、どうしても気になるのが本体の下部に三脚穴が無いのと、RONIN-Sと同じく重量が心配ですね。それ以外はほぼ完璧で、少し調べただけで欲しくなってしまいましたw

RONIN-Sに思うところ

こちらに関しては重量以外に不満点はなく、予約開始と同時に公式サイトでのオーダーはストップしてしまうほど人気があるようです。別売りオプションの数々も素晴らしく、すでにフォローフォーカスやシューマウントサポートも準備されているようですし、無線での遠隔操作もレビュー動画を見る限りでは遅延などもなくスムーズに動いていました。

価格面での都合さえつけばRONIN-Sを購入してみたいと思いますが、どうなることやら。

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もしも購入したならサイト上で報告をしたいと思います。

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