Holy Stone hs300の評価とレビュー空撮練習機にピッタリのドローン

レビュー

ドローンで空撮してたいけど

「どんなドローンが良いのかわからない。。。」

 

とりあえず航空法の規制がない200g未満のドローンを選びがちですが、あまり小型のドローンは正直おすすめできません。

 

なんで小さいトイドローンやホビードローンといわれているものをおすすめできないのか、そのあたりも含めて解説していきたいと思います。

追記:HS300よりもオススメのドローンが登場してしまいました。同じHoly stoneなので、サポートなども心配いりませんし、こちらはなんとGPS搭載なのに価格は24,000円を切っています。

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Holy Stone hs300のスペック

  • 1080P広角HDカメラ付
  • 気圧センサーによる高度維持
  • 自動ホバリング機能
  • ヘッドレスモード
  • ワンキーリターンモード

この構成でバッテリーも2個ついてくるので、練習するときには約20~25分程度は飛ばすことができます。重量も200g以上有るので、多少風が吹いているくらいなら屋外でも十分飛ばすことができます。価格も2万円前後で購入できるので、PhantomやMAVIC proを買って墜落させるよりも安心できますし。

 

最初にGPS付きのドローンで練習するのも手なんですがね。

 

HS300のセット内容

  • ドローン本体
  • プロポ(コントローラ)
  • 1080Pカメラ
  • パン・チルト雲台
  • バッテリー*2(1個装着済み)
  • 充電USBケーブル2個
  • プロペラガードガード4個
  • 予備のプロペラ4 枚
  • 組み立てようドラーバー

プロポの単三電池は付属していないので、一緒に買っておいたほうがいいですね。プロペラは取り付けてありますが、カメラを付けるための雲台やドローン本体を支える足は組み立てる必要があります。

 

組み立て

 

組み立てにかかる時間は15~20分くらいだと思いますが、不器用な方は説明書を見ながらゆっくりと確実に組み立てましょう。

取り付けるのはプロペラガード、ランディングギア(脚)、カメラ雲台です。それぞれネジで2本ずつとカメラ雲台はネジ4本で止めていきます。

バッテリーは本体の横に蓋がついていて、そこにバッテリーを繋ぐための配線がありますが、最初は奥に入り込んでいる可能性がある(ぼくの場合は覗き込んでやっと見えました)ので探して引っ張り出しましょう。

 

プロポ(コントローラー)

左右のレバーと左上と右上にボタンがあり、真ん中のスイッチがプロポのメインスイッチになっています。操作モードはモード2になっているので、左スティックで上昇と旋回、右スティックで全身と左右移動となっています。

関連ページ:プロポの操作方法(モード)の解説はこちらの記事へ

HS300の評価とレビュー

機体の操作感

 

2017年1月に購入したのですが、屋外での練習にはぴったりかもしれません。

 

困った点はGPSでの位置制御ができないので、少し風が吹くと機体が徐々に流されていくので、ホバリングでその場に飛び続けるには前後左右に動かさないといけないこと。

 

しかし、気圧センサー(高度維持機能)のおかげでプロポから手を放しても、ドローンが墜落することなくその場に浮いたままなのは初心者にはありがたいようです。

ワンキーリターン機能(ボタン一つでドローンが帰ってくる)もありますが、HS300はGPSを搭載しているわけではないので、手元には帰ってこないですから試すならドローンが近くにあるときにテストしてから使うようにしてください。

 

カメラの画質

 

標準でついてくるHDカメラは手ぶれ補正なども付いていないので、昼間の明るい時間以外では使い物になりません。

 

HS300のカメラはGoProとほぼ同じサイズなので、GoProの類似製品がそのまま付けられそうだったので、ぼくはSJCAMのSJ6 LEGENDを購入して取り付けてみましたが、画質の違いは月とスッポンで、SJ6の圧勝です。あとは2軸のジンバルでもつければ本格的な空撮用ドローンにも負けない映像を撮ることができるかもしれません。

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WalkeraのスタビライザーとSJ6を取り付けて空撮のまねごとまではできますね。ぼくは動画編集に不慣れなのでこれから頑張りますが、動画編集になれている方であればPhantom2レベルの空撮動画にはなると思います。

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HS300の純正HDカメラのテスト動画とSJ6のテスト動画

 

はなから勝負になりませんが、純正のHDカメラと手ぶれ補正がついたアクションカメラのSJ6 LEGENDでテスト動画をYouTubeにアップしましたので、興味がある方は見てみてください。

SJ6 LEGENDは無加工でそのまま搭載できますし、値段的にも1.7万円くらいで買えるし、この価格て手ぶれ補正がついて4K動画が撮れる機種だともう少し高いですから、お手頃で丁度いいと思います。

標準搭載のHDカメラのテスト映像

SJCAM SJ6 LEGENDを搭載してのテスト動画

2軸ジンバルのG-2Dを取り付けてのテスト動画

ドローン初心者にお願いして初飛行してもらいました

ぼくがやっても素直に飛ばしてしまうので、知人のドローンをまったく触ったことがない方にお願いして、HS300をドローン初心者が飛ばすとどうなるのか実験してみました。

ドローン初心者の初フライト(若干風が強い)

ドローン初心者の2回めの挑戦(微風)

HS300の評価まとめ

 

気圧センサーがついているので、ホバリングの難易度はかなり低いし、ドローン自体の重さもバッテリー込で600gくらいになるので、200g未満のドローンとは安定感が違います。

 

200g以上の重さがあるドローンは規制で誰でも飛ばせるわけではないと思われがちですが、DID地区(人口集中地区)の上空以外であれば、日の出から日没まで目視できる範囲であれば誰でも飛行させることが出来ます。トイドローンで室内練習もいいのですが、本当に練習になるのはGPSがついてない機種での屋外練習が1番です。

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ぼくも空撮がしたくてドローンを始めたのですが、GPSが無い機種での練習のお陰でだいぶ上達したとは思います。ただ、やはりトイドローンなのでブレーキが効かないから、どうしても不安な方はPhantomやMAVIC proのようなGPS位置補正がついた機種での練習が良いかもしれません。

なぜなら、GPSがついているので危ないと思ったら手を放してプロポの操作をやめれば、ドローン自体がその場に留まろうとしてブレーキがかかるし、風で流されるようなこともありません。

練習して上達してからGPSを切っての練習をしても良いかもしれませんね。しかし、中古のPhantom4だけはいけません。Phantom4のカメラ性能はMAVIC proと同等だし、中古で15万円出して買うなら保険付きのAdvancedを新品で買うべきです。

詳しくは下のリンクを読んでみてください。

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